初恋第一話「告白」
れもんはーと 古く由緒ある街を見下ろす丘に建つ「聖桜館学園」に通う「初島稔」は、仲の良い友達たちと、どこかのんびりとした学園生活を送っていた。そんな春先、男友達と女友達がつきあうことになり、仲間たちの前でお披露目をした。
今まで女の子のことに興味が無いわけでは無いが、具体的にどうしたいという気持ちも無かった。
でも、恋人同士になった二人を見て、やはり憧れている自分を意識していた。
そんな時、「稔」の前に気になる女性が現れる。
妹の「杏」むりやりつれて行かれたテニスの試合で知り合った先輩「桜井小桃」それは、その後に続くいくつもの出来事の始まりで、あとで「初恋」として思い出す出会いだった。