かみたま

flap
★ストーリー主人公はどこにでもいる一般的な大学生・上城浩司(かみしろ・こうじ)。
昼は大学、夜はコンビニでバイト、代わり映えのしない毎日。
そんな浩司の下に、一人(?)の天使が舞い降りる。
というよりも降ってくる。
見事(?)に顔面キャッチしたものの、柔らかいお尻によって窒息してしまうのだった。
『あなたは神様の卵を持ってます。
それを私に渡してください』天使の名はィルシャムエル・ムルグ……長いので略称「ちゃむ」。
彼女が言うには、主人公の精巣(つまりはキ●タマ)の中に『神の卵』が存在しているらしいのだ。
取り出すにしたってどうやって?と頭を悩ませる浩司たち。
『無理と言うならいっそ……』と危ない目でイチモツを切り取ろうとするちゃむと徹底抗戦の浩司。
すわ最終戦争か!とそのせつな、階下に住むホステス・せつなが『昼間っからうるさい!!』と乗り込んできた。
ハルマゲドンは回避されました。
せつなに事情を相談すると『簡単じゃない。
射精すれば?』と一蹴。
『どどど、どうすればいいッスか?』とちゃむが迷いを見せていると、せつなが『ならあたしがもらっちゃうわよ?』と主人公に迫る。
なんと、ホステスの女性もまた『神の卵』を狙って魔界からやってきた悪魔だったのだ!『いや~、卵の場所は何となく分かってたんだけど、範囲が絞り込めなくて困ってたのよ』悪魔に取られるくらいなら!とちゃむも参戦。
こうして、主人公の精液(に含まれる神の卵)を巡って(やっぱり)エロハルマゲドンが勃発した!★登場キャラクター●天使:『ちゃむ』神の卵を探しに降臨してきた天使。
正式名称はィルシャムエル・ムルグス・チャダイ・ハリオムルだが、本人が名乗る度に噛みまくるので主人公が「ちゃむ」という愛称をつける。
清廉潔白な天使……かと思いきや予想のはるか斜め上を突っ走ってくれるボケキャラ。
今回初めて『神様の卵』回収の任務をまかされたのだが、しょっぱなから主人公の顔面に落ちて来るなど全てにおいてどこか外しまくっている。
天真爛漫悩みゼロな性格に見えて、実は寂しがり屋。
その涙に負けて主人公は条件付で部屋に置いてやることになる。
主人公の作ってくれた目玉焼きに感激して、それを越えるのを目標とし、めきめきと料理の腕を上げていく。
(だがボケキャラゆえ油断は出来ない)天使なのでもちろん処女。
●悪魔:『せつな』主人公のアパートの真下に住むセクスィーお姉さん系のスレンダー美女。
繁華街でナンバーワンホステスとして働いている。
せつなとはその源氏名で本名は謎。
その正体は実は悪魔。
自分が神の卵を孕む事で『魔神の母』として魔界の覇権を握ることを決める。
……とは言ったものの、人間界の生活も気に入っているので、それに固執しているわけでもない。
要はいい退屈しのぎ。
ちゃむにやや常識外れな知識を享受して、浩司の慌てっぷりを楽しむという意地悪な面もある。
浩司のことは元々お気に入りだったので、ちゃむと浩司が接近することによって嫉妬することも。
悪魔が処女な訳ないじゃない~♪●主人公:『上城浩司』彼女いない暦=年齢のごくごく平凡な大学生。
国立大の理系学部に在籍しているものの、未だ一般教養ばかりの授業内容にちょっと飽き気味。
昼は大学の講義に出席し、夕方もしくは夜中、コンビニのバイトで生計を立てている。
性格は陽気で楽天家、細かい事はあまり気にする性質ではない。
一人の天使・ちゃむと出合ったせいで、勝手に世界の命運を押し付けられる。
ぢつは密かに童貞を守り続けてきたりする。