永遠の終わりに
たまソフト ■ストーリー■生徒数150人ほどが通う「御室学園」は廃校になることが決定した。学校が閉鎖になることが決まった日「長澤敬介」はやってくる。
敬介は必須単位である部活に、「新聞部」を見学をすることになる。
どこの部でも熱烈な勧誘を受けたのに、部長の早瀬涼に醒めた態度で対応される。
新聞部は幽霊部員が多く、現在では機能していないことが分かる。
部員達は何故か互いの付き合いが無く、校内で出会ってもよそよそしく、何かパーツが欠けたかのようにバラバラだった。
敬介は、必要性を迫られた時以外は互いの関わりを避ける部員達に興味を持ち、入部を決意する。
敬介を中心にして新聞部の環が蘇っていき、戻ってきた部員たちと新しい関係が生まれていく。
そうして、敬介は入部当初に部員達が互いに避け合っていた理由に触れることになる。
変化の始まりは1年前。
ちょうど長澤敬介が転校してきた同じ日のことだった。
■キャラクター紹介■▼長澤敬介(ながさわけいすけ)都会に住んでいたが、諸事情により島流し的な意味合いを込めて田舎の寺に預けられることになった少年。
▼神代帆月(かみよほづき)敬介が住むことになった寺の住職の娘。
町の病院に入院しており、寝たきりになって口がきけないでいる。
▼早瀬涼(はやせりょう)敬介のクラスメイト。
市長の父親を持つ。
毎日のように新聞部に出てきているが、新聞部は今年になってまともに新聞を発行していない。
▼浅山くるみ学校の近くにあるコンビニエンスストア「アサマート」が実家の看板娘。
敬介が昼食を買うときに立ち寄ったことで仲良くなる。
写真を撮るのが趣味で、一眼レフのデジカメを持ち歩く。
▼篠村桃(しのむらもも)下級生。
剣道場の娘だが門下生がいない為に、キャンプ場でアルバイトしている。
子供の頃から親に対しても周囲に対しても全て敬語。
剣の道を究める格闘少女。
▼芝本克也(しばもとかつや)キャンプ場近くの釣具屋の店主。
新聞部の元部長。
普段は非常に適当でのらりくらりと物事をまとめるが、ここ一番の締めに関しては心強い行動力、発言力をもっている。
釣りの腕にかけては天才的で、この辺りの魚はほぼ釣り上げたと豪語する。
市販のルアーは高いので、篠村桃から教えてもらった木製ルアーを作りまくり、店で販売しまくっている。
▼浅山徳之進(あさやまとくのしん)浅山くるみの双子の兄。
非常に頭が良く多くの知識を有する。
弁も立ち、理詰めで周囲を説得しようとする。
理論から生まれた理論で話が展開し、最終的には誰もきいていない状態が生まれることがある。
活字中毒の超インドア派。
本の匂いでタイトルを当てることが出来る。