操心術3
スタジオ邪恋 ▼▼▼Introduction▼▼▼女の子ってのはわがままで図々しくてうるさくて、つき合うのは面倒くさそうだよな。だけど、凜としてておしゃべりじゃなく、普段は強気でしっかりしてて、エッチする時は別人みたいに気弱。
そんな子がいたら荒々しくリードしてやるのに、僕が。
「黙って僕の言うことを聞け」ってね。
『飲んでいいよ』その薬が僕を変えたんだ。
運命の条規の行く末に絡み合う大いなる二つのヘゲモニー至極の謎をめぐり、かつてないほどドラマチックに展開する操心術シリーズの集大成にして決定版!▼▼▼ストーリー▼▼▼霧生貴樹(きりゅう・たかき)は鷹羽宮学園の二年生。
変わってると言うほどでもないけれど、少々子供っぽくて内向的。
何かというとすぐ女談義に花を咲かせる友人達にあきれつつも、なんとか折り合いをつけて学園生活を送っている。
目下のところ、彼の頭痛の種は年の離れた従姉妹のこと。
学園の生物講師であり、生命工学の准教授でもある綾河春生(あやかわ・はるき)は、やることなすこと、とにかく破天荒。
冗談か本当かわからない、きわどい暴言連発の授業で毎度生徒達を煙に巻き、日々実験台を探しては思春期の犠牲者を出しまくる、正統派(?)の厄災美人教師だ。
ある日、春生の実験にクラス委員長、吉峰麗(よしみね・れい)と共に無理矢理つきあわされた貴樹に、驚くべき力が宿る。
人の心を自由自在に操る力。
どんな嘘でも信じ込ませ、どんな無茶でもいいなりにできる圧倒的な力。
一方、時を同じくして、学園内で「フレンズ」という怪しげなサークルが流行りだす。
活動内容の詳細は不明だが、参加した者は必ず幸せになれるという。
しかも誘われるのはなぜか女生徒ばかり。
廃部寸前の新聞部を立て直した一年生・剣崎沙織里(けんざき・さおり)は、持ち前のバイタリティを生かして「フレンズ」の謎に挑む。
二人の出会いが数奇な運命を紡ぎだす交錯する理(ことわり)、暗躍する存在偶然、必然、操作、強制そして…▼▼▼登場キャラクター▼▼▼●霧生貴樹鷹羽宮学園の2年生。
クラスでは目立たない方で、成績も中の上。
浮いているわけではないが、引っ込み思案で自己評価は低め。
うまくいかないと癇癪を起こしたりする面も。
”力”との出会いが彼の運命を変えていく。
●綾河春生貴樹や麗を担当する学園の生物講師。
貴樹のいとこでもある。
ハチャメチャな性格で、奇行や奇弁は学内でもつとに有名。
様々な専門知識を持つ万能型の天才で、無邪気なマッドサイエンティスト。
●吉峰麗貴樹のクラスメートで、委員長をまかされているしっかり者の優等生。
見た目も性格も地味で、男子からはあまり人気がない。
ところがあるこきっかけで……。
●剣崎沙織里新聞部に所属する学園の1年生。
言動はパワフルなブルドーザー型で、唯我独尊タイプ。
黙っていれば男子から声がかかるほどの美少女だが、今のところ本人にはあまり興味がない。
●立花伊吹沙織里の幼なじみでクラスメート。
おどおどした性格で、弱気で、泣き虫で、人見知り。
沙織里にいつもくっついている。
●藤乃森志穂抜群のスタイルと、お嬢様っぽいおっとりした雰囲気で男子に大人気の美人人妻教師。
担当は音楽で、ピアノの腕は抜群。
●入嶋亮学園の上級生で、不良というほどではないが押し出しが強く、いわゆる”顔”である。
周囲から一目置かれるのには、なにやら訳がありそうだが……。