息子の嫁は親父の女~女医とナースに仕込む胤~

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◆◇◆ストーリー◆◇◆私は今、理事長兼院長として『米倉病院』の頂点に立っている。
だが、その座に辿りつく為の第一歩となった過去の政略結婚が、現在の私に大きな悩みをもたらしていた。
自分の意向を汲んでくれる人物に権力を譲り渡すため、私が考えた後継者候補には、好ましからぬ男の影が付きまとっている。
最上雪花は、公私に渡って私を尊敬しており、次世代スタッフを率いる医師としての力量にも十分期待ができる女性だ。
それなのに、その夫たる人物は、私のことを敵視しており、私にとっても「自分の後継者候補に手をつけた」不快な存在だった。
それならば、と、相応しい人格と能力の持ち主を愛娘の婿に迎えて、後継者の座に据えることも考えていた。
ところが、最近になって、その大事な愛娘に近づこうとする不届きな男が現れた。
『おとうさん』だと?いつそんな呼び方をお前に許した!!このままでは、他の誰よりも自分の後を継がせたくない男達が、いずれ生まれ来る『孫』の父親になってしまうかも知れない。
そんなことは認めない、許さない!孫に受け継がれるべきは、私自身の最も濃い血でなくてはならない。
後継者の地位については譲歩できても、あのような男達の血が孫に受け継がれることだけは認めぬ!では、どうすれば?彼女達があの不愉快な男どもの子を孕む――そのような悲劇を避けるには、どうすればよい?簡単なことだ。
あの男どもより先に、私が彼女達を孕ませてしまえばよい。
私と彼女達の間に生まれる子供は、最も濃く私の血を受け継いでくれる。
そうなれば、あの男どもが形式的に『父親』を名乗るくらいは、許してやってもいいだろう。
◆◇◆登場キャラクター◆◇◆●最上雪花(もがみせつか)身長:168cm体型:B88(D)/W58/H8720代中頃。
最上孝明の妻。
孝明の父親から見ると『息子の嫁』。
最上家の親戚筋に当たる伊達家の出身。
米倉病院の産婦人科医。
盛幸の薫陶を受け、本人の仕事に対する熱意もあり、その将来を大いに期待されている。
才色兼備で学生時代は男子学生の人気も高かったが、熱烈なプロポーズと親族の意向を受けて孝明と結婚した。
舅との関係は公私ともに良好。
尚、名前の読みは「セツカ」だが、「セッカ」と呼ばれている。
●最上真幸(もがみまゆき)身長:163cm体型:B80(B)/W55/H8020代前半。
最上孝明の妹。
今年大学を卒業して、米倉病院に勤務し始めたばかりの新米看護師進路に医療分野を選んだのは、家庭環境に影響を受けた面が大きい。
あまり明確な将来の目標というものはなく、淡々と看護師の勤めを果たしながら、趣味に生きている。
どことなく儚げな雰囲気を湛えた外見とは裏腹に、意地っ張りで気の強いところもある。
趣味は、園芸と育てた花々を使ったハーブ・ジャム作り。
●小野アンナ(おのあんな)身長:176cm体型:B90(E)/W60/H8830代前半。
米倉病院に勤める麻酔医。
産婦人科における手術の際に麻酔や輸血などを一元管理している。
日露ハーフ。
肌は白く、髪は金髪で、瞳はブルーという、北欧・東欧系の豪華絢爛美女。
日本生まれの日本育ちで、外見はともかく、中身の90%は日本人。
ここ数年、盛幸と割り切った大人の関係を続けている。
仕事の忙しさに疲れ気味。
●白鳥雨音(しらとりあまね)身長:158cm体型:B86(D)/W58/H8620代中頃。
米倉病院に勤める、真幸の先輩看護師。
のんびりした性格で、仕事はスピードよりも正確さを重視する主義。
その為、同僚からは「手が遅い」と評されることもあるが、ミスのない仕事は医師からの評判が高く、丁寧な仕事ぶりが妊産婦たちに安心感を与えている。
女子高→看護学校→産婦人科勤務、という経歴を辿ってきた為、男性との交際経験がない。
同僚看護師の間で、年上趣味という噂を流されている。
●伊達名月(だてなつき)身長:165cm体型:B84(C)/W56/H8520代前半。
最上雪花の妹。
文学部に在籍する大学生。
在学中から恋愛小説を書き、小さな賞も受賞しているが、まだまだ売れっ子作家とは言えない。
就職活動を一切せず、文筆活動に勤しんでいた為、父親から口うるさく説教される。
あまりの煩わしさに実家を飛び出し、姉が嫁いだ最上家に居候している。
病院での仕事に忙しい雪花と真幸に代わって、最上家における家事の大部分を担当している。
趣味は囲碁とゴルフ、読書。
囲碁に関してはかなり腕が立ち、中学生の頃から祖父・父・叔父ら親族の年長男性陣をコテンパンに打ち負かしていた。
●最上孝明(もがみたかあき)身長:180cm20代中頃。
妻・雪花の実家が経営する「蒲笹製薬」勤務のサラリーマン。
その血統と縁戚関係から、未来の社長候補として最有力視されている。
米倉病院における出世が約束されているはずの彼が、その道を選ばなかったのは、医者である父親との深刻な確執が原因。
すっきりとした爽やかな好青年っぽいルックスで、柔和なイメージがある為、既婚にも関わらず女性社員にモテる。
●大崎武雄(おおさきたけお)身長:186cm20代前半米倉病院の小児科に勤めている、今年大学を卒業したばかりの新米研修医。
上昇志向が強く、勉学に励んできたため、新米医師の中では医学知識・技術に優れている方である。
彼我の能力の優劣に敏感で、同業者に対する競争意識が強い。
就職早々、同期の最上真幸に積極的な恋愛攻勢を仕掛けている。
●最上盛幸(もが