NOISE-ノイズ-
EX12 ■ストーリー主人公は人でなしの父親に幼少時に捨てられ、育て親に犬と呼ばれ虐待を受けて育った。だが育て親の元を飛び出し、実の父親へ復讐するため暴行と犯罪を繰り返しながら日本中を放浪するようになった。
ある日、いつものようにレイプと窃盗を行うが、その現場を通りがかりの少女に見られてしまう。
取り逃がしてしまうものの少女の定期入れを拾い、翌日少女の家を探り当てる。
そこでその家の長男の義明と出くわし、主人公はあっさりのされてしまう。
その後、主人公は自分と瓜二つの顔をした義明から説明を受け、義明と主人公が兄弟であることが判明する。
また、父親はすでに死亡していることも分かり、目的を失った主人公は落胆した。
そんな主人公を見かねた義明は、主人公を暫くの間匿うことを提案する。
主人公は義明の家族の女性三人を観察した後、父親に向けられなかった復習を、この家族で果たすことを考えつく。
しかし、油断していたとはいえ自分を簡単にのしてしまった義明のこともあり、暫くは居候しながら様子を見ることにした。
■登場キャラクター●犬(いぬ)本編の主人公。
人でなしの父親に幼少時に捨てられ、犬という名前をつけられ育て親の元で虐待を受け育つ。
ゆえに人格が歪んでしまっている。
幼少時に大怪我をおい、それ以降性的興奮時に人の感情を読むことが出来るようになる。
自分を捨てた父親に復讐するため、暴行と犯罪を繰り返しながら日本中を放浪。
浮浪者として生活を送っていた。
獣じみた体力と精力、回復力を持つ怪人。
冷血漢のニヒリストでサディスト、平和な家庭と女にルサンチマンを感じている。
本来の容姿はそれなりに美形。
後述する長男と容姿はそっくり(同じ血をひいているため)●神楽義明(かぐらよしあき)主人公の兄。
浪人生。
主人公と同じ血を引いているため、容姿はそっくり。
性格は温厚、理知的であり、成績も良いエリート。
抜けているようでカンは鋭い。
いつも微笑みを浮かべたような表情をしているが、表情自体の変化は乏しい。
家族全員から好かれ慕われ、一見幸せな家庭環境にある。
父親は焼身自殺をしており、実質上家族の中心人物である。
実の母親は失踪したことになっている。
主人公と再会してからは、何かと主人公の世話を焼いてくれる。
●神楽亜優里(かぐらあゆり)義明の義母。
歳の割に若く見え、豊満な肉体を持つ。
おっとりしており、少し天然。
家庭全般は得意。
夫の残した財産はあるが、派手な生活はせず亜優里自身も働きに出ている。
夫が無くなってからは、その体をもてあましている。
●神楽理彩(かぐらりさ)義明の姉。
健康的な肉体、スポーツマンであり、どちらかと言えば豊満と言うよりスレンダー美女。
明朗快活、ポジティブ思考の持ち主。
勝ち気で陽気(ただし感情の起伏が激しく、落ち込む時は大きく落ち込む)。
がさつに見えて純情。
面倒見が良く、弟と妹を溺愛している良き姉さん。
その反面、家のゴタゴタは弟が解決してしまう事が多く家庭の支柱になれない、自分の頼りなさを悩んでいる。
義明の事をやはり愛しているが、男女関係と言った性質のものではない。
(と自分では納得しているが、潜在的な思慕はある)●神楽千鶴(かぐらちづる)義明の妹。
まだ顔に幼さの残るが、細身の体はすでに幼児体型と言い難く、胸と尻が異様に大きい。
甘えん坊、内弁慶。
本質的には臆病、カンは鋭い部分あり。
甘やかされるのに慣れて、やや我が儘になっている面がある。
義明にベタベタに甘えていて、思慕の念を隠そうともしない。
美佳が主人公に襲われる所を見てしまうが、それを誰にも言えず思い悩む。
●奏山美佳(かやまみか義明の従兄弟で幼なじみの少女。
無口で生真面目な性格。
義明に好意を寄せているが、今だ告白できずにいる。
よって、神楽家の女性とは反りが合わない。
主人公によりの最初の犠牲者となるが、義明と顔が同じために勘違いし、暫く混乱することになる。