鳳凰戦姫舞夢
M ◆◇◆ストーリー◆◇◆いつもの部活の帰り道。今日は何故だか、何かが違う…。
そんな胸騒ぎを振り払って、足早に帰る途中、夜空に照らし出されている月が眩しく光り輝いた。
眩しい光がなくなり見上げてみると、満月に浮かぶ一つの小さな人影。
そして、その影はだんだんと大きくなり…自分に向かって落ちてくるではないかっ!しかも、ボロボロの十二単で肌が見え見えのオンナの子!あわててその人物を受け止められたと安心したのもつかの間、彼女の顔には「般若の面」が、がっしりとついていたのであった。
「わたしの名は舞夢……」「遠き、遠き世界から、あなたを探していました……」「あなたは、わたし達と、共に戦うべき、選ばれた人間なのです……」そこに黒の和服を着た男女が現れ、二人に向かって攻撃を仕掛けてきたのだ!突然、般若の面と健太の体が光り出し、真っ二つに割れる般若の面。
と、同時に健太の体は、舞夢に吸収され…。
まばゆい光を放つ【焔之鎧】を身に纏う舞夢。
吸収した健太により変身したのであった。
「焔纏いし鳳(とり)が舞い上がるとき、悪を燼滅(じんめつ)いたす。
愛と勇気の使途、鳳凰戦姫☆舞夢、只今参上!」実は舞夢は、地球制圧を試みる平家軍と戦っている戦姫だったのだ。
とまどいながらも本能的に何かを感じた主人公。
遠き世界からやってきた舞夢と共に、地球侵略を企てる悪から、地球を守る戦いが今始まる!◆◇◆登場キャラクター◆◇◆▼神鳳舞夢平安界から来たお姫様。
代々伝わる言い伝えがあり、小さい頃、顔に般若の面をつけて素顔を他人にさらさぬように生活を送らなくてはならなかった。
同年代の子達からは気持ち悪がられ、時にはいじめも受け、自分の宿命を恨んでいた日々を送っていた。
平安界が平家軍に乗っ取られそうになったとき、占い能力を持つ祖母麒麟の「地球の川田健太という男子が我々の勝利へ導く鍵となろうぞ」という助言を聞き、単身、地球へ……。
必殺技:鳳翼天昇(ほうよくてんしょう)▼藤木美香健太の同級生。
健太とは小さい頃からよく遊んでいた腐れ縁。
最近は時折見せる健太の成長ぶりに一瞬ドキッとすることもしばしば…。
部活は陸上部。
得意種目は走り高跳び。
バンドのボーカルもこなす活発な娘。
得意技はローリングエルボー。
▼中野知世健太の同級生。
一見頼りなさそうだが実は学園の生徒会長。
成績は優秀。
スポーツもそこそこ出来るほう。
正義感はとても強いのだが、腕力がないため最後には健太に頼ってしまいがち。
保健室で知世に健太が覆い被さるように転んだのをきっかけに、健太の事を意識するようになる。
▼渡瀬理子1コ下のサッカー部マネージャー。
麻子と一緒に行動をしている。
前髪が決まらない日はヘコんでしまうが、甘い物系(特にケーキ)をご馳走するとハイテンションになる。
そんな理子だが、部活の仕事は要領よくこなす。
いたずらが大好きで、いつも健太がターゲットとなる。
▼辻本麻子1コ下のサッカー部マネージャー。
理子と一緒に行動をしている。
あまり仕事はしないが(麻子がこなしてくれるから)、最低限の事はこなしている感じ。
理子と同じくいたずら好き。
▼平家清盛平安界からきた侵略者。
平安界を手中に収めた平家軍は次なる侵略地として地球(まずは日本)をターゲットとして来ることになる。
だが、舞夢の抵抗もあり思い通りにいかないまま地球にたどり着く。
舞夢を自分のものとする為に、次々と舞夢に対して敵を送り込むが…必殺技:邪魅の抱擁(じゃみのほうよう)▼黒川亜弥平安界からきた侵略者。
自分勝手で気分屋。
平安界のお姫様である舞夢に対して嫉妬している。
舞夢を押しのけて自分が平安界のお姫様になることが目的。
清盛のことを愛していて、清盛からの命令だけには忠実。
地球に来てからは自由気ままに行動している。
必殺技:夢幻泡影(むげんほうよう)