マージ~MARGINAL~
アクトレス ■□■ストーリー■□■管財人の話では、その別荘は欧州から直接運んできた建物で、祖父が言うにはこの館は無人で、ここ何年も訪れた人間はいないらしい。だが……。
「ご主人様?ご主人様…ですよね?」無人と教えられた館でメイド達と出会い、訝しく思いながらも、主人公は彼女たちと関係を深めていくことに。
やがて明らかになる、彼女たちの意外な正体。
途中で館のメンバーに「とほほん」な巫女を加え、どたばたの毎日が繰り広げられる。
そんな中、浮かび上がってくる『敵』の存在とは主人公に、祖父が託した願い……。
『おまえには権利がある……繋ぐか……それとも断ち切るか』物語は、主人公とメイド達の心の交流を主軸としつつ、意外な方向へと向かってゆきます。
■□■登場キャラクター■□■【マージ・フォイエルバッハ】「ご主人様…大好きですっ!」極度の人見知りで、とほほんとしているが、本来は戦闘的な性格で、卓越した運動能力を持つ。
過去に主人公となんらかの関わりがあったらしく、主人公のことを恋い慕っている。
が、極度の人見知りのため、それが表に出ることはなさそうだ。
他のメイド達からは基本的には信頼され、一目置かれている。
屋敷の庭にある大きな木がお気に入り。
屋敷の清掃と、主人公の警護が主な仕事。
【アメリア・フォスリーゼ】「私は言われたことを、ただ実行するだけです」いつも冷静で、感情のこもらないしゃべり方をする。
『護衛』と言うメイドにしては不自然な役割を自らに課している女性。
いつも主人公の影にひそむように、つかず離れず従っている。
他のメイド達からは信頼されているが、エリカには恐れられている(但しこれはエリカの自業自得)。
【フィン・テンニエス】「懐かしい匂いがするの・・・」屋敷のメイド長を務める。
気のやさしいのんびり屋で、ちょっとぼけたところもある。
いつものほほんとしているため、メイド長向きには見えないが、何故か皆「フィンには勝てない」らしい。
メイドのとりまとめと、屋敷の料理担当。
普段の性格や動作からは想像もできないが、料理の腕と仕事の速さは人知を超える。
【フォニーム・テンニエス】「ご主人様だなんて認めないからねっ!!」メイド長であるフィンの娘。
母とは違って、せっかちで思い込みの激しい皮肉屋。
ボキャブラリーは少ないが、その勢いと無茶な理屈で、相手を負けた気にさせるのが得意。
でも、フィンには甘えまくっている。
おもにフィンの補佐で料理や後片付けを担当。
これも「マムのお手伝い」程度【エリカ・ブラウン】「一生懸命さなら誰にも負けにゃいですよぉ」活発で陽気で能天気。
いつも明るく、冗談ばかり言っていて、基本的にドタバタが好きの快楽主義者だが、実はとってもきれい好きで、屋敷では清掃担当をしている。
お色気方面の知識をもてあましていて、主人公にそれを試そうと積極的にお誘いをかけてくる。
【水代このは】「こ、ここはどこでしょう・・・?」代々退魔を生業としている水代家の末娘。
一族の者は皆、超一流の霊能者であるため、まだ未熟な彼女は劣等感をもっている。
はわわな性格の、ドジな巫女さん。
主人公の住む屋敷からただならぬ気配を感じて、屋敷へと迷い込んでしまう。