大阪CR~姦楽街開発プロジェクト~
つるみく ■ストーリー【大阪再開発事業局】。それは大阪の発展と財政再建を担う、機関の組織の一つである。
大半が脛に傷を持つ局員達で構成されており、その詳しい活動内容を知る者はきわめて少ない。
局長である俺、【倉嶋蓮司(くらしまれんじ)】は時として、『黒幕』と呼ばれ、大阪機関を実質的に動かす『裏の顔』と言われていた。
【再開発局】、あるいは【裏機関】などと呼ばれるこの組織は、大阪の再開発や破綻した財政再建を、手段を問わずに裏からサポートする、非合法的な合法組織だ。
いわゆる犯罪に値する行為も辞さず、あらゆる手を使い任務を遂行し、都合の悪い事はすべて揉み消すのだ。
様々な特権を持つ局長の俺は、普段ロクに出勤もせず、面倒なことから逃れてボロアパートで気楽に過ごしている。
そんなある日――――俺の下に、大阪代表の柿本が使いを寄越した。
『大阪の財政再建のため、一大歓楽街を作りたい』――。
早い話『歓楽街で働かせるための素材のいい女を見繕い、奴隷に仕立て上げて欲しい』という依頼だ。
我が大阪の再建のためとあらば、断る理由などない。
久々にやりがいのある仕事を得た喜びに、俺は不敵な笑みを浮かべていた―――。
■キャラクター紹介【倉嶋蓮司】(くらしまれんじ)/支配者普段はぼんやりとして目立たない、どこにでもいそうな年齢不詳の男。
その正体は『大阪再開発事業局』の局長。
様々な特権を与えられており、普段は煩わしい業務に関わるのを面倒がって小さなアパートで一人気ままに暮らしている。
気に入った仕事が入れば出勤し、自ら精力的に動く。
一見わかりにくいが、実は美形。
かなりの切れ者で、裏社会で一目置かれる存在。
海外での傭兵生活やその他の様々な経験から、高い戦闘力を持ち、『黒い刃』と呼ばれ恐れられている。
代表の柿本は蓮司に頭が上がらないが、頼りにもしている。
表の顔としての役割をしっかりこなしている柿本に蓮司もまた一目置いている部分はあり、今のところ持ちつ持たれつの関係である。
【滝井千鶴】(たきいちづる)/小動物的女学生CV:櫻井ありす以前とある事件で偶然助けたことのある少女。
早くに両親を亡くし、知り合いの銭湯で世話になっている。
『お礼が言いたい、恩を返したい』との一心で千鶴は蓮司を探し続けていた。
成長して学生になってから、ふとしたきっかけようやく蓮司を見つけ、再会にこぎつける。
どこか人とはズレた部分のある、やや天然気味の少女。
普段は学生生活を送りながら、銭湯で番台等の手伝いをしている。
銭湯を経営している夫婦は、仕方なく千鶴を引き受けたものの、養育費等の面から、内心では常々疎ましく思っている。
千鶴もまた、自分が迷惑に思われていることを自覚している。
蓮司の正体を知っても逃げず、一途に慕ってくるため、いっそ仕込んで手元に置いておこうと蓮司は考える。
【守口忍】(もりぐちしのぶ)/腕利き捜査官CV:椎名ヨオコ『再開発事業局』の活動内容について調査を行うため『権力犯罪取締捜査室』から派遣された捜査事務官。
最初から蓮司を疑っており、尾行をしてくる。
生真面目で職務に忠実。
一見根暗で冷徹に見えるため、近づきがたい雰囲気を持っているが、実際にはお笑い番組が大好きだったりする。
ただし忍自身にはギャグのセンスなど皆無である。
他人に誤解されやすいことは自覚しているが、仕事が仕事なので仕方がないと割り切っている。
職業柄、かなり腕の立つ女性で、比較的動きやすいスーツをいつも着ている。
忍を気に入った蓮司は、手駒として使うために仕込もうとする。
【萱島涼子】(かやしまりょうこ)/一人暮らしの隣人CV:このは蓮司が普段住んでいるアパート『西三荘』の隣の部屋の住人。
内緒にしているが、実はジャーナリストを目指している。
『再開発事業局』という、ジャーナリストとしてデビューするには美味しいネタに目をつけ、東京から来て一人暮らしを始めたが、性格的に向いていないせいか活動に限界を感じ、最近はやる気を無くしつつある。
普段は趣味でヨガ教室に通っているが、最初はだらけ癖がつきあまり真面目に行っていない。
ちょっとしたきっかけで蓮司と親しく話すようになってから、暇があると蓮司の部屋へ入り浸っている。
人前では見せないが、ジャーナリストを目指している割には元々人付き合いがヘタで友人が少なく、特に大阪に出てきてからというもの、土地の気風に馴染めず、友人がまったくできなくていつも一人でポツンとしている。
そのため最初に親しくなった蓮司に依存してしまった感がある。
【牧野可憐】(まきのかれん)/未婚の大家CV:越智悠蓮司が普段暮らすアパート『西三荘』の大家。
両親を早くに失い、祖父母に育てられた。
その祖父母も亡くなり、若くして『西三荘』を継ぐことになった可憐は、一人で懸命に切り盛りしている。
どこか母性的で優しく包容力のある、少し古風な雰囲気の女性。
エプロンに身を包んでいても隠しきれない豊満な乳房の持ち主で、細身と巨乳のアンバランスさに思わず目を止める男も多い。
再開発計画のために『西三荘』からの立ち退きを迫られているが、祖父母が守ってきたこの場所を捨てられずにいる。
【千林綾乃】(せんばやしあやの)/大財閥令嬢CV:野々村紗夜千林グループ会長の孫娘で、いわゆるお嬢様。
ボディケア商品部門の開発に参加し、自身の開発協力・パッケージデザインした商品を多数世に排出して、なかなかの高評価を得ている。
テレビに出演する