21-TwoOne-
BasiL 人気原画家“西又葵”“鈴平ひろ”、“あごバリア”“王雀孫”等のシナリオライターを輩出した“BasiL”が放つセカンドタイトルがついに販売開始!本作は医師である主人公が、病院で発生した殺人事件に巻き込まれ、その捜査を行うドラマチック・ミステリー。プレイヤーが登場人物たちに信頼度を設定しながら進めいく斬新なシステムの採用により、奥の深いスリリングが謎解きが楽しめるようになっている。
死生観というヘビーなテーマが描かれていく物語だが、全体的な雰囲気はコミカルで明るい感じ。
キュートなヒロインたちとの時間を楽しみながら、徐々に物語の全貌が明かされていくシナリオは、発売当時、多くのプレイヤーに高い評価を受けた。
現在、カリスマ的人気を誇るクリエイターたちが制作した本作は、まさに古びることのない名作といえる。
ぜひ、プレイして欲しい1本だ。
◆ストーリー母親を病気で失ったその時、主人公は医者になることを決めた。
どんな病気にも打ち勝つことの出来る、苦しんでいる人達を助けることの出来る医者になることを。
そして、その目標通りに彼は医者になった。
それも優秀な医者に。
しかし、自分がどれだけ頑張ろうとも、どれだけ努力しようとも、すべての患者を救うことはできない、という現実。
「死」という概念を消し去ることは出来ない、という現実。
医師としての存在意義に疑問を感じ、自信を失っていく毎日。
だが、そんな日々の中で起こった一つの殺人事件。
あまりにもあっけない「生」の終わり。
死ぬということ。
生きるということ。
限りあるということ。
永久ということ。
彼は医師としての自分と対面しながら。
そして答えを求めながらその先に待つ真実を、何一つ知らずに・・・。
「人が人として生きる」ことの価値を。
◆登場キャラクター【榊芹】(さかきせり)主人公の幼馴染。
彼の助けとなるために自らも看護婦となった。
主人公の一番近くにいる女性であり、その苦しみを一番わかっている女性でもある。
常に明るく前向きで、主人公に対しては少々暴力的。
だがそれも、すべては彼を元気づけるためのものであり、誰よりも彼を心配している。
その想いは、明らかに恋愛感情に達している。
【汽京紅葉】(ききょうもみじ)芹以上の明るくお気楽ポジティブシンキングな人物だが人当たりがよく、患者からの信頼も厚い。
彼女の母親も優秀な医者であったが、彼女自身も母親に負けず劣らず優秀である。
主人公共々、将来を嘱望されている。
【二見美魚】(ふたみみお)以前主人公の勤める病院に入院していた少女。
だがその病気は原因不明・治療法不明の難病であり、発作さえ起こさなければ普通に生活できるという事から退院させられた。
自分を治すために懸命の努力を続けてくれた主人公に対し好意を持っているが、それは兄に甘える妹のようなものであり、恋愛感情には至っていない。
【二見真魚】(ふたみまお)無口で不愛想な少女だが、誰よりも妹の事を心配している優しい少女。
妹を治すために医者を目指している。
病気に対し正面からぶつかり、患者を救うために最大限の努力を惜しまない主人公に対し淡い恋愛感情を抱いている。
彼女が目指す医者もまた、主人公のような医者である。
【橘唯菜】(たちばなゆいな)母を失い医師を目指した主人公と同じように、彼女も弟を失い医者を目指した。
だが、彼女はその夢を叶える事は出来なかった…。
今、彼女は求めている。
自分の夢を託す事の出来る人を。
そして、自らの夢を再び叶える事が出来る力を。
【一ノ瀬木葉】(いちのせこのは)自分の心に正直であり、楽しい時には思いきり笑い、悲しい時には大声で泣いてしまう。
コロコロと変化する表情は、見ている方の感情も引きずり込む。
またかなりのイタズラ好きであり、よく看護婦に捕まっている姿が見受けられる。
【三原香澄】(みはらかすみ)木葉の友人であり、よく病院に見舞いにやってくる。
非常に元気な少女で、体を動かしていないと落ち着かない。
何をするにもドタバタと一生懸命に激しく動き回る。
木葉よりもかなり年上のはずなのだが、とてもそうは見えない。
双子の兄の事を敬愛しており、その感情は兄妹としてではなく、もはや男女間での恋愛感情にまで達している。
【狭川翠】(さがわみどり)病院内の喫茶、および売店にてバイトをしているウェイトレス。
いつも忙しそうに働いている。
院長の趣味か、かなり特殊な制服は一部のマニアに人気があり。
常にマイペースだが好奇心旺盛。
ちょっとでも気になった事にはすぐに首を突っ込んでくる。
以外にしっかり者だがそそっかしい点も併せ持っており、時折変な所で失敗を見せる。