VIPER-GTS-悪魔召姦篇

ムーンロック
悪魔の仕事は、人間に召還され、願い事を叶える代わりに、その人間の“魂”を奪うことにある。
しかし、奪ってきた魂はクリスタルのように輝くのだが、それは人間の魂の純度によってその輝きが違うのだ。
やはり、悪魔にとっては、純度の高い魂を求めるのは当然のことで、カレラもまた、純度の高い魂を求める一人であった。
しかし、魂が必ず奪えるとは限らない、失敗することもあるのだ。
そんな魂の奪取に失敗することが、ここ最近、続いていたのがメルセデス。
光の扉が開き、メルセデスが戻ってきたが、今回も、駄目だったらしく、相当に不機嫌だ。
そんな彼女に声をかけようとしたカレラだったが、邪険に悪態を吐かれるだけで、とりつくしまもないご様子……。
そんなとき、下界で悪魔召還の呪文を唱える若い男が……。
小川というその男は、どうやら、自分を馬鹿にした奴らへの復讐のために悪魔の力を借りたいらしい……。
カレラは、光の扉を抜け、小川君の元へと降り立つのだった。
しかし、若く妖艶でナイスバディの彼女を目の前にした小川君は、別の“お願い”をしたくなり……!?