種憑け村~白濁神、念仏講ノ儀~

Guilty
■ストーリー■仙石大学で民族学研究サークルに所属する折原菜々子(おりはらななこ)は同じサークルに所属する先輩、猪狩義彦に心惹かれていた。
自分と同じように苦学しながら法律の道を進もうとしている彼も同じような思いを、義彦を同じ思いを抱いてくれているとばかり思い込みながら、ほっこりとした幸せな日々を過ごしていた。
だがそれは、菜々子の勝手な思い込みだったらしい。
ある日突然、義彦から掌を返されたような態度を取られショックを受ける。
更に追い討ちをかけるように、義彦の幼なじみだと言う摩耶という美少女が現れる。
義彦とのあいだに漂う秘めやかな空気は、ただの幼なじみ以上の関係を感じさせる。
菜々子のそんな疑問と妙な焦燥は、義彦の姿が、その翌日、忽然とキャンパスから消えたことでさらに膨張する。
しかも、義彦のことを自分以上に知る彼の友人たちに聞いてみると、義彦は、『多田根村(ただねむら)』という村の出身だという。
『多田根村』民族学を学ぶ者でさえ、その村については多くを知悉する者は少ない。
だがディープな知識を持つ民族学マニアの間では『謎に満ちた伝説の村』として密かに知られるマニアックな村だった。
折原菜々子は大学内の文献やネットで多田根村について情報を集め、民俗学を専門にする学内の著名な教授にも教えを請う。
そして物語は、東北の人里離れた山奥の谷間にある、謎に満ちた伝説の村へと移っていくのだった。
その村で、女たちはいったい何を見、何を体験し、どんな風に『狂っていく』のか―――多田根村別名『種憑け村』。
濃い霧の中に存在する、この世から忘れられた不気味な村を舞台に、今、伝説の秘祭多根憑祭事(たねつけさいじ)の幕が開く。
■登場人物■●折原菜々子(おりはらななこ)CV:有栖川みや美年齢:19歳身長:164cmスリーサイズ:B84cm(Dカップ)/W59cm/H84cm今時珍しい、品行方正で利発な女子大生。
民俗学の勉強のため東北の大学へ進学。
しかも大学には、全国的にも著名な民俗学研究サークルがあったため、そのサークルに入ることも目的で進学した。
今は割りと女性らしい身体になってきたが、高校ぐらいまで胸も小さく、「男ボディ」とイジメられていた。
今もマッサージを怠らないほどコンプレックスになっている。
自分より大きな胸の女性を見ると、萎縮してしまう。
●小森リカ(こもりりか)CV:榎津まお年齢:22歳身長:166cmスリーサイズ:B86cm(Eカップ)/W61cm/H89cm若くして成功した女社長。
渋谷で遊んでいた素行不良のギャルだったが、ギャル仲間を募ってモデルの会社を立ち上げる。
それが大成功し、カリスマギャル社長として雑誌のインタビューなどに度々登場している。
極度のブラコンで結ばれることのなかった兄への屈折した思いをズリネタにオナニーすることが多く、大人のオモチャを愛用し、いつも密かに隠し持っている。
●猪狩美里(いがりみさと)CV:野々村紗夜年齢:32歳身長:162cmスリーサイズ:B92cm(Fカップ)/W63cm/H91cm健康食品販売会社の社長を務めている猪狩孝介の妻。
実は、他の男性と不倫をしており、借金まみれの夫の世話に疲れていたとき昔の男と再会し焼けぼっくいに火がついた。
小便等の「トイレで用を足すという行為」に敏感で、お店などでも、いちいち他に誰か居ないか確かめてからでないと用を足せず、誰かが居るときは我慢したりしている。
●猪狩摩耶(いがりまや)CV:春日アン年齢:18歳身長:150cmスリーサイズ:B93cm(Gカップ)/W58cm/H85cm村で生まれ育ち、ほとんど村から出たことのない娘。
なかなか祭事に戻ってこない義彦に痺れをきらした村長が祭事で重要な役割のオババの補助をしている摩耶を使いに出す。
多田根村の女性にはある程度の年齢になると村の男性の精液を飲まなければならない因習があり摩耶もその因習に倣い村長や村民男性に奉仕し、飲んでいる。
●お告げ様(おつげさま)CV:紫苑みやび「お告げ様」と呼ばれているミステリアスな女性。
種憑け神社に住み、村で行われる各種の祭事を取り仕切る最高の神官。
多田根村では何か問題や決定事項があると、必ずお告げ様に報告し、お告げ様の意見をもとに事を進めることになっている。
氷のように冷たい印象で、感情をほとんど表にださない。
●猪狩義彦(いがりよしひこ)多田根村の現村長の息子。
このままいくと次期村長になる予定だが、子供の頃から自分の生まれ育った村に違和感を持ち、閉鎖的な村から出たいと願っていた。
苦学しながら法律を学ぶ法学徒。
司法試験を目指してがんばっている。
温厚で生真面目な性格で、他人を思いやる気持ちを持っている。
●猪狩義允(いがりよしみつ)多田根村の現村長。
若い頃は息子の義彦同様、苦悩する生真面目な青年だったが、今は多田根村そのものが生き物のように持つ遺伝子を後世に伝えることを使命と考える、ある種の狂気に憑かれている。
温厚そうに見える性格の背後で邪悪な奸計を巡らせることも厭わない。
●猪狩孝介(いがりこうすけ)義彦の従兄。
東京に出て独立し、年上の妻までもらったが、事業にたびたび失敗。
その都度、叔父である村長に金を無心に来て金を借りていた。
年上の美人妻、美里が唯一の逃避場。
彼女につらい思いはさせたくないと頑張るが、借金が借金を生み悶々とする毎日を過ごしている。
●猪狩哮(いがりたけ