ジェネクレイサーサキ

BLACKPACKAGETRY
■物語時代は現代より少し先の未来。
発達した医療や科学により多くの人々は幸せを謳歌していた。
その幸せを提供していたのは「人類の永遠の幸福のため」というスローガンを掲げ、様々な分野に進出している世界的な大企業「セラフ」であった。
しかし、光には常に影が付き従う。
「セラフ」は「あらゆる国の平和のため」という名目で各国に配備される兵器の全てを提供する死の商人としての一面も持っていた。
世界の表も裏も支配しようとする「セラフ」に反発し、対抗しようとする他企業、組織は後を絶たない。
そのような存在を制するため「セラフ」は新たな兵器の開発に着手する。
新たな兵器とは「ジェネクレイサー」と呼ばれる生体金属を用いた戦闘用のスーツであり、装着したものには計り知れない力が与えられる。
それはまさにこれまでの兵器とは全く違った、まさしく次世代の兵器だった。
開発は順調に進み、装着者として集められた被験体には薬物投与や遺伝子操作などといった「ジェネクレイサー」に適合するための「措置」が施された。
「ジェネクレイサー」開発は着実に成果を上げていたが、思わぬアクシデントが発生する。
装着者の一人がミッションの途中で自我に目覚め、ターゲットの少年(主人公)を連れて逃走したのである。
裏切り者を処分するため、残りのメンバーに追撃命令が下る。
こうして「ジェネクレイサー」装着者同士の激しい戦いが始まろうとしてた…。
■登場キャラクター●鷹守サキ(CV:中野志乃)能力者の一人。
作戦行動中に自我に目覚め、主人公を守り組織から脱走し追手に追われることとなる。
その肉体的素質ゆえに「セラフ」に目をつけられ、家族(両親と弟)を殺され自らは拉致された過去を持つ。
諦めることを知らない強い意志の持ち主で、追手に追われる困難にも屈することは無い。
少しせっかちというか、人の話を最後まで聞かずに先走ってしまう癖あり。
やや男っぽい口調が特徴。
●鷲尾葵(CV:白井うさぎ)サキを追う追撃者の一人。
組織を抜けたヒロインの親友で、年は一つだけ葵のほうが上。
生真面目な性格で、命令には絶対服従。
堅物ではあるが、サキにだけは心を許しており、そのため何としてでもサキを組織に連れ戻そうとする。
サキのことに関してはやや思い込みが激しい一面がある。
サキとは組織にいたことからの親友だったが、実は友情以上の感情を持っており、それゆえに執着心も人一倍強い。
●燕条雛(CV:伊佐間かず)自信過剰で小生意気な性格。
思ったことをすぐに口に出したりとやや思慮に欠ける。
戦闘に関しても潜在的な能力は高いが、まだまだ未熟な面が目立つ。
また、スーツを装着するとその衝動に耐え切れずに残忍で凶暴な一面が現れる。
サキに対してはかつての仲間といった意識は無く「命令で裏切り者を始末する」といった感情しか持ち合わせていない。
また、他のサブヒロインに自分の優秀さを証明するいいチャンスだとも考えている。
●ヴァーネット・クロウ(CV:紫苑みやび)淫靡な雰囲気を濃厚に振りまく妖艶な美女。
常に妖しい笑みを浮かべ、含みを持たせた思わせぶりな言動が特徴。
戦いやセックスなど何でも楽しむ性分で、そのせいか不真面目でいい加減な印象を与えるが、本当は頭の回転が早く、決して馬鹿などではない。
自分の才を表に出すことはせず韜晦している知略系キャラ。
堅苦しいことが嫌いで面倒な責任などは真面目な葵に押し付ける要領の良さを持ち、また雛をからかったり麗奈の相談相手になったりする、メンバーの潤滑油的な存在。
●白鳥麗奈(CV:野神奈々)最年長かつヒロイン達のリーダーで、物静かな印象の知的美女。
秀一の片腕的な存在であり「ジェネクレイサー」の開発者にして試作第一号。
どんな時でも冷静沈着で、取り乱すようなことは決してない。
あまり口数は多くないがその静かな口調には絶対的な響きがあり、他のメンバーは逆らうことはできない。
やや冷たいと思うほどに静かな雰囲気が印象的な美人。