虜姫~白濁まみれの令嬢~下巻
PoROre: 刑務所内、毎日何十人もの囚人達に晒され、身も心もぼろぼろになっていく水無瀬静琉。折れそうになる心を支えたのは、同じ境遇の早乙女さくらと、なにかと自分を気にかけてくれるレナの存在だった。
自分に罪はなく、静琉の親友、蓬莱姫乃と乾彩音は、鶴馬コンサルティングが静流の父親と何らかの関係があることを突き止めると軍司に連絡を入れ、会う約束を取り付ける。
目隠しされ、ついた場所で二人が見たのは静流が複数の男にやられている場面だった。
静流の負担を軽くするために、自分たちも手伝うという二人。
その言葉を試すように、レナは姫乃と彩音に静流の代わりをさせる。
囚人にやられ、処女を奪われる姫乃と彩音。
二人の決意を見極めたレナは、四人に脱獄を提案する。
決行当日、計画成功寸前で、軍司達に見つかってしまうレナ達。
男だけに効く睡眠薬を施設内に散布し姫乃と彩音に静流とさくらを迎えにいかせた。
しかし、運悪く睡眠薬から逃れていた軍司と崇範と名須川が銃を手に静流たちの前に現れる。
この計画の首謀者を問う崇範の前にレナが現れる。
鳴り響く銃声……やがて訪れる驚愕の結末とは?