とらぶる@ヴァンパイア!~あの娘は俺のご主人さま~
タクティクス・ラグジュアリー ■□■ストーリー■□■主人公「下野部律」は少し勘の鋭いただの新任副教師。赴任先の女学園で感じたクラシックな雰囲気にも慣れ始めたころ、何かと話題の耐えない問題児「姫獅子獅音」率いるこれまた悪名高い「姫獅子一派」がなにやらあやしげなイベントを行っているとの知らせを受ける。
根っからの熱血真面目教師な律は、「教育によって歪んだ生徒達を更正できる!」と信じている為、彼女達を見過ごせない。
果たして儀式の場に踏み込んだ主人公。
そこで彼は首謀者「姫獅子獅音」が実は吸血鬼だということを知るはめに。
そんな馬鹿なと思うまもなく、彼は獅音たちを守るために重傷を負い、絶命してしまう。
気が付けば自分の部屋。
あれは夢だったのだろうか?そう思いさわやかな登校時、清清しい笑顔で獅音が朝の挨拶を交わして来る。
「おはよう、下僕」どうやら律は昨夜重傷を負った後、血を吸われ不死の存在となってしまったらしい。
「緊急事態だったとはいえ、お前は我の下僕となったわけだ」彼女達は「世界征服」を標榜しており、その手駒として律を利用することを告げる。
だがそこは熱血教師、自分の陥った状況にもめげず、必ず彼らを更生して見せることを心に誓うのであった。
■□■登場キャラクター■□■【傍若無人!の吸血お嬢様】●姫獅子獅音(CV:海原エレナ)プラチナブロンドの髪、黄金色の双眸をもつ学園屈指の問題児でありながら高位のバンパイア。
万能対応型の完璧超人で、常に刺激に餓えている勝手に『魔法研究会』を設立してしまい、『大生徒会』とは対立中。
目標は『世界征服』であり、その為に常に王たる振舞を心がけている。
性格はまさに傍若無人で、泰然自若と振舞っているが中身は割りと子供っぽい。
めんどくさいことをとことんめんどくさがる。
「考えるまでもない……我が王道を阻むというなら、滅ぼすまでのこと!」【一刀両断!の和風吸血娘】●凍條覚夜(CV:かわしまりの)古くから日本に伝わる武芸に秀でた一門出自の和風バンパイア。
現在は本家を出て姫獅子の庇護下にあり、本家との交流は薄い。
武芸一筋、刀一筋で育った為、俗世の浮世話を毛嫌いしているが、本当は興味津々。
恋に恋する純情乙女である。
禁欲されてきた為か可愛い物好きな一面がある。
剣の腕はまさに超一流で、腰に吊った銘刀『護』で断てない物は無い。
その延長で料理も得意。
生徒会長『巫神楽』とは実の姉妹だが、本人はそれを表沙汰にはしたくないと思っている。
「女と見れば口説く節操もない不逞の輩か!甘言で拙者を籠絡しようとしても、そうはいかぬぞ!」【深慮遠謀?な黒魔女吸血娘】●蒔耶閏美(CV:計名さや香)とある事情で後天的にバンパイアとなった。
表面上は常に笑顔を絶やさないおっとりとした雰囲気だが、実際は奔放で腹黒く、常に頭の中で計略を巡らせているので、人々からは恐れられている。
『魔法研』に所属し、日夜怪しげな実験を繰り返している。
頭の三角帽子は『ガーランド』といい、人造生命が封じられている。
こちらは常識人であり、有識的な見解を述べるので暴走する閏美のストッパーとなることも多い。
愛称『ガーくん』。
「髪の毛の一本にいたるまで、生体実験の材料にしてさしあげましょう……ふふふ……!」【純真無垢!な小動物系少女】●大神天音(CV:桃井いちご)主人公が受け持つことになったクラスのクラス委員。
体格は小さいが、その小さな体で忙しそうに駆け回る様を見て癒される生徒は少なくない。
なにかと主人公を気遣ってくれる面があるが、それはクラス委員であるが故と主人公は思っている。
性格は基本的に純真で優しく一途。
「がうっ」というのが口癖。
「心配しないでください。
先生は、わたしが絶対に守ります!」【無口無表情な不思議系少女】●九里坂・クララ・クラリス(CV:鈴田美夜子)主人公のクラスにやってきた転校生。
不思議な空気を纏っており、自分の素性については一切語らず、冷徹な言葉遣いで必要な事だけしか話そうとしない。
(実は無口なだけ)冷たく澄んだ青い瞳を持ち、どこか間違ったイントネーションの日本語を使うので、どこか外国の出身だとは思われる。
ツナコーンサンドが好物で、何かというとツナコーンサンドばかり食べている。
「……ツナコーンサンドの素晴らしさを語ると、長くなる」【冷酷無比!な生徒会長】●巫神楽(CV:一色ヒカル)鳳鐘学園のみならず、日本の政治経済界にも大きな影響力を持つという『大生徒会』の生徒会長を務める。
覚夜の実の姉。
頭脳明晰、眉目秀麗の天才で獅音の敵役。
姫獅子家に並んで大きな力を持つ『巫家』の当主。
味方には温和で寛容な振る舞いを見せるが、一度敵対すると冷酷無比。
かつ執念深く、敵は徹底的に叩き潰さないと気がすまない性格。
重度のシスコンであり極度の束縛性。
妹を溺愛するあまり逃げられた。
「私は、私の敷いた秩序を乱されることに我慢がならないの」