性狂育~モンスターペアレントの理不尽な要求~

CLOCKUP
■ストーリー早瀬理彩の教師生活が2年目の秋を迎える時、担任を受け持つクラスで事件が起こった。
とある男子が、とある女子に乱暴しようとしたのである。
理彩がたまたま通りかかったため事なきを得たが、それは誰が見ても立派なレイプ未遂事件。
だが、学園は未遂だったという事で、この件を公表しないことに決めたのだった。
事件から間もないある日、担任である早瀬理彩に、事件を起こした男子の父親から謝罪の電話が入る。
そしてその父親から、性教育を改めて行うよう提案があった。
「レイプ事件が起こるのは、正しい性知識がないせいだ」と。
理彩は「その意見に一理ある」とも思ったが、この電話が謝罪の形をした責任転嫁という事にも薄々気付いていた。
だが、理彩にはその提案を無下にできない理由もあった。
その男子の父親――倉田道夫がいわゆるモンスターペアレントだったからである。
■登場キャラクター【大切な物を一つ一つと失う女教師】●早瀬理彩(CV:御苑生メイ)教師になって二年目の23歳。
教育の現場に、キラキラとした希望を抱いて飛び込んだ純真な女性。
子供が好きで、学校が好きな熱心な先生。
明るく真面目だが、ちょっとドジなところがあり、そんな愛嬌のおかげで学生達の人気は高い。
今年から担任をまかされることになり、希望に燃えている。
処女で男性経験はなし。
現在、遠距離恋愛をしている彼氏がおり、いつか彼と素敵な夜をすごし、バージンを捧げたい……などと、少女みたいな夢を見ている。
【処女をこじらせたオールドミス】●磯崎美南(CV:紫苑みやび)理彩と同じ学園の先生で、いわゆるオールドミス。
生真面目なほど真面目で、いつも仏頂面をしているので、同僚からは恐れられお局様のような扱いをされている。
実はとても教育熱心な先生。
学生時代の理彩の担任でもあり、理彩は美南に憧れて教育の現場に飛び込んだ。
もういい歳だが、処女。
処女をこじらせて、男女関係に対して潔癖症なところも。
【レイプ未遂被害者の母】●斉藤ちほり(CV:鈴音華月)理彩が担当するクラスの女子学生の母親。
まだかなり若く、理彩とたいして変わらない歳。
そのせいか、二人は他の保護者よりも親しい。
お嬢さま育ちのためか、ふわふわしていて天然ボケなところも。
保護者というには少々頼りなく、そのため理彩が世話を焼くこともしばしば。
彼女もまた、モンスターペアレントに苦しめられている一人。
学校行事などがあるたびに、ちほりは嫌な目に遭わされたりしている。
夫がいるが、近頃はセックスレス。
それが、自分に女としての魅力が欠けているせいでは、と悩んでいる。
彼女の娘が倉田道夫の息子にレイプされそうになったのがきっかけで、物語が始まる。
【レイプ未遂被害者】●斉藤奈々里(CV:三十三七)ちほりの娘。
理彩が担当するクラスの学生。
冒頭で道夫の息子である好夫にレイプされかかった。
お嬢さま育ちのちほりの娘だけあって、いろいろと世間知らず。
道夫がいろいろとクレームをつけてきている現状に、被害者である奈々里がなぜか心を痛めている。
【己の正義を信じて疑わないモンスターペアレント】●倉田道夫主人公の早瀬理彩が担当するクラスの、男子生徒の父親。
地元自治会の会長で、専業主夫という変わった立場の人。
人望もあり、保護者の間ではかなりの権力を保持している。
妻が有名な女性週刊誌の編集長で、職業婦人を支える良識ある夫、という事になっている。
普段は温厚な普通の中年男性のようで、少しでも彼のスイッチに触れると激昂したりする。
自分のそういった部分は全て何かで正当化し、大抵は女側に責任を負わせようとする。
性格は真面目で、やるべきことはしっかりやる頼りになる一面もある。
【倉田道夫の息子。
全ての始まり】●倉田好夫早瀬理沙が担当するクラスの生徒で、倉田道夫の息子。
道夫の息子であるという事を鼻にかけてわがまま放題の行動をする。
奈々里にもよくちょっかいを出していてその度に理彩に注意されているが、一向にやめる気配はない。
好夫が斉藤奈々里をレイプしかけた事がきっかけで、父親の道夫が担任の理沙へ様々なクレームを付けるようになる。
【卑屈で疑り深い性格の小心者】●教頭理彩の学校の教頭先生。
卑屈で疑り深い性格の小心者。
権力を笠に着たパワハラやセクハラの常習犯で、職員室の嫌われ者。
さらに生徒たちからも、「キモ男」「キモ教頭」とバカにされている。
理彩のことは、彼女が先生になった時から目をつけており、毎日のようにセクハラをする。
が、それを美南に見咎められ説教をされることもしばしば。
(職員室において、美南の方が人望があり実質教員たちを仕切っている)いつか盗撮などして、できることなら理彩とセックスしたいと願っているが、小心者ゆえ手出しできない。
かつて、倉田道夫に鉄拳制裁されたことがあり、恐くて逆らえない。
【婚約者を寝取られる男】●瀬上浩一理彩の恋人で、現在遠距離恋愛をしている。
大学時代の同期で、その頃から清い恋愛を続けて、大学卒業後、就職した会社から地方での勤務を言い渡され引っ越しすることに。
非常に真面目で誠実、少々頼りないところもあるが、そんなところも理彩は気に入っている。
二人は将来、結婚しようと約束までしている。
童貞で、何度か理彩にセックスを迫ったことがある。
しかし彼女の「結婚するまで待って」という言葉に、いつも引き下がってきた。
理彩を傷付けるのも嫌だと思っているのでガマンしている。