プリンセスX~僕の許嫁はモンスターっ娘!?~【特典ボイスドラマ付】
Poison@Berry ■□■あらすじ■□■主人公である「御厨慎一」は、ある日父親から「お前には許嫁がいる」と告げられる。期待と不安に胸を躍らせる慎一だったが、慎一のもとへやってきた許嫁は「龍蛇の皇女様」「人馬の女騎士」「王族機械のメカ王女」「蜘蛛女の姫君」……1人じゃない上に全員人間じゃなかった。
しかも、「自分が結婚できなければ、地球を滅ぼす!」と、おっしゃっている。
……かくして、地球の未来と人類の存亡を賭けた、壮絶な花嫁選びが幕を開けるのであった……。
■□■登場キャラクター■□■●ナージャ(ナーディウス12世)CV:桜川未央ゴルゴネイオン朝複合地平帝国の皇女様。
慎一の許嫁として、はるばる異世界からやってきた。
常に高圧的で偉そうな態度をとるが、今ひとつ人間界の常識に疎い。
基本的にプライドの高い皇女様なのだが、慎一に好かれようとあれこれ努力したりするかわいい一面もある。
反面、他の許嫁たちには対抗心を露にする。
特にプロ子には。
「結婚の約束も守れん文明は帝国全軍を挙げて、根こそぎまで滅ぼしてくれる!」●プロ子(プロキシマ)CV:青空ラムネメシエ神聖連合王国の重聖騎士。
因縁の相手であるナージャを倒すべく、同じく異世界からやってきた人馬娘。
帝国が力をつけるのを防ぐため、自分が慎一と結婚しようとする。
性格は真っ直ぐで、本気になると周りが見えなくなるタイプ。
当然ナージャとは犬猿の仲。
非常に騙されやすく、間違った情報をよく鵜呑みにする。
ある意味ナージャより始末に負えない存在。
「だが、そうはさせぬ!貴様とナージャは結婚させぬ!もし結婚するというのなら、この世界は滅ぼす!」●R-コマドリCV:西野みく南極に存在する、機械帝国アモルファスの王族機械。
許嫁として《42》と共にはるばる慎一のもとへやってきた。
可愛い外見に似合わず、性悪でいじわるで毒舌。
言葉使いだけは丁寧。
他の許嫁たちを出し抜くために、常に謀略を重ねる策士。
結婚できない場合は、南極の氷を全て溶かし人類を滅ぼすと言っている。
王族機械としての誇りがあるらしく、「ロボット」と言われると怒る。
「はい、ごゆるりとお考えを。
しかし、いかな選択が論理的か答えはただ一つだけでしょう」●てぐす御前CV:ヒマリ夜の国という異世界に住む妖怪のお姫様。
古風な喋り方をし、着物を好む由緒正しい日本の妖怪。
ぽやーっとしていてとても大人しい性格。
ついでに天然。
自分から進んで発言することが少なく、なかなかその心情が窺えない。
自分が結婚できない場合「掟」に従い自害するしか無いと言っている。
妖怪ゆえに人間に化ける事も出来るらしいが……?「夜の国統領にして妖怪王松永内輪丞知朱斎が一の姫、古天明織るてぐすに候……」●《42》CV:草野花恋機械帝国アモルファスの労働機械。
コマドリのお付きとして慎一のもとへやってきた。
こう見えても女性型のメイド機械。
言葉は喋れないが、人語は理解できる。
コマドリとは違い心優しい性格で、何かと苦労する慎一の事を励ましたり慰めたりする良識人(?)。
コマドリだけは、彼女の感情や表情を読み取る事ができる。
「ヤー……ヤヴォール・ミステル!」●参謀長CV:佐藤千幸ナージャのお付きの魔物。
通称「ばあや」。
言葉を喋る事はできず動物的な鳴き声のみで会話する。
空間を操ったりプロジェクターよろしく映像を映し出したりと、なかなか便利な存在。
こう見えても結構良識派であり、ナージャの暴走にストップをかけるのは彼女(?)である事が多い。
慎一の本音を鋭く察知するなど、洞察力にも優れる。
ちなみに「参謀長」という名は官職でもあり、本名でもあるらしい。
「ヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴッ!」●御厨左姫CV:佐藤千幸慎一の双子の妹のギャーギャーうるさい方。
許嫁の件で慎一に的外れなアドバイスをしては、苦悩する慎一を見て楽しんでいる小生意気な妹。
しかし、稀に的を射た発言をすることも。
とにかく元気で、見た目モンスターなナージャたちに対しても物怖じしない。
寧ろ、家の中が人外だらけのこの状況を楽しんでいるようだ。
「にーーーちゃーーーんっ!たいへん!たいへん!マジたいへんだーーーっ!」●御厨右姫CV:春河あかり慎一の双子の妹の比較的おとなしい方。
左姫とは違い許嫁の件では色々と慎一をフォローするが、あんまりフォローになっておらず、逆に慎一を追い詰めている事もある。
おとなしく常識的な性格かと思いきや、結構腹黒い一面もある。
参謀長の言葉が(なんとなく)わかる等、妙な部分で能力を発揮する事が多い。
「ゆーきはにーちゃんの作ったごはんならなんだっておいしいもの……えへへ……」●西真由子CV:朝香ナツ普通の家庭に生まれた人間の女の子。
慎一のクラスメイトで幼馴染み。
恥ずかしがって素直になれないが、とても明るい性格をしている。
慎一に対して態度がきつかったりするが、なんだかんだ言ってほっとけない様子。
いわゆるツンデレの典型。
とても常識的であるため、非現実的な事柄に関しての冗談や軽口が通じず、実物を見ないと信じないタイプ。
ある意味一番人間らしい人間。
「この、バーーーカッ!うっさいバカ!この御厨!」●御厨慎一本作品の主人公。
特別な力も特技も無い普通の平凡な学生……と本人は思っている。
優柔不断で頼りなく、流され系主人公の典型のような男。
結婚に関しては、どうにかして断りたいが許嫁たちが怖くて断れない状態。
のらりくらりと立ち回り時間を稼いでいる