ムコ取り十番勝負!

裸足少女
■□■ストーリー■□■主人公・高村天馬(たかむらてんま)は、とある剣道道場の跡取り息子です。
天馬には幼なじみの3姉妹がいて、その3姉妹の父親も、天馬の父親と同じように、近所に剣道道場を構えています。
昔から親友かつライバル同士である天馬の父親と3姉妹の父親は、ある日、お互いの息子と娘を近い将来、結婚させたいが、どちらの家にムコ入り/ヨメ入りさせるかで口ゲンカを始めます。
あげく、天馬と3姉妹のうち誰か1人に剣道勝負をさせて、勝った方がムコ取り、もしくは、ヨメ取りをさせると言い出します。
翌日、天馬と3姉妹は父親たちに呼ばれて、ヨメ取り/ムコ取りを賭けて、剣道の十番勝負をするよう告げられます。
十番勝負をして、勝った番数が多い方がヨメ取り/ムコ取りしなくてはいけないと聞いて、天馬と3姉妹は驚きます。
はたして、ヨメ取り/ムコ取りを賭けた十番勝負の行方は‥‥?!■□■登場キャラクター■□■●高村天馬(たかむらてんま)主人公。
駿林学園に通う1年生。
剣道道場の跡取り息子。
一人っ子。
やさしいだけが取柄の平凡な男の子。
まだ子供っぽくて、ちょっぴり頼りないところもあるが、そういうところが女の子に「放っておけない」という気持ちにさせるのかもしれない。
努力家ではあるものの、剣道の腕は桐生院家の三姉妹と比べると、今一歩。
やさしい性格が仇(あだ)になって、詰めが甘いところがある。
体つきは華奢で、かわいい顔をしている。
●桐生院椿(きりゅういんつばき)CV:紫苑みやび近所の、剣道道場の跡取り娘。
3姉妹の長女。
駿林学園に通う3年生。
主人公より2コ年上。
家事全般が得意で、2人の妹たちの母親代わりを務めている。
ちょっぴり所帯じみていて、毎朝、新聞の折り込みチラシのチェックは欠かさない。
スーパーで安売りセールをやっていると聞けば、何を置いても駆けつける。
優しく、包容力がある。
立ち振る舞いが落ち着いていて、年齢以上に大人びて見える。
‥‥本人は「オ×サンっぽいかも?!」とものすごく少し気にしている。
「普段は優しいけど、怒ると、すごく、怖い」(天馬談)幼なじみの天馬にとって“お姉ちゃん”的な存在。
昔からずっと、すぐそばで彼の成長を見守ってきた。
天馬の、初恋の女の子でもある。
幼い頃、天馬と結婚の約束をしたことを今でも覚えている。
けれど、当の天馬はそのことをすっかり忘れているのが、ちょっとご不満な様子。
常に微笑みを欠かさず、剣道の試合の際も、穏やかなたたずまいを決して崩さない。
剣道の腕前は、3姉妹の中で一番強い。
●桐生院スズカ(きりゅういんすずか)CV:芹園みや近所の、剣道道場の跡取り娘。
3姉妹の次女。
駿林学園に通う2年生。
主人公より1コ年上。
年が近いこともあって、幼い頃は天馬と一緒に遊び回っていた。
当時は男の子みたいな格好をして、そこらの男の子よりずっと活発で、腕白だった。
典型的な、ツンデレさん。
好きな天馬の前では、素直になれず、とってもツンツンしてしまう。
好きな男の子ほど、かえってイジメてしまう、困った性格。
普段の強気な振る舞いとは裏腹に、内面は3姉妹の中で一番、乙女チック。
ロマンティックな少女小説が好きで、ロマンティックな恋愛に憧れている。
‥‥けれど、女の子らしい振る舞いが出来ない自分には、女の子としての魅力が欠けていて、天馬から単なるケンカ友達としか見られていないと思いこんでいる。
剣道の試合の際は闘志を前面に出して、全力で打ち込んでくる。
剣道の腕前は、3姉妹の中で2番目に強い。
●桐生院美姫(きりゅういんみき)CV:御苑生メイ近所の、剣道道場の跡取り娘。
3姉妹の3女。
駿林学園の付属校に通う2年生。
主人公より2コ年下。
天性の小悪魔。
無邪気なふうを装って、実は計算高いところがある。
天馬のことを「お兄ちゃん」と呼び、ことあるごとにじゃれついてくる。
‥‥とはいえ、お兄ちゃんとして頼るのではなく、逆に、からかって遊んでいる。
「だって、天馬お兄ちゃん“で”遊ぶの楽しいんだもん♪」(美姫談)好奇心旺盛で、何事にも興味しんしん。
最近は天馬と一緒にゲームで遊んだり、女友だちと外で遊び歩いたりしている。
ただ、落ち着きがなく、飽きっぽいのが玉にキズ。
本人もいつかは、「本当に夢中になれるモノ」を見つけたいと願っている。
剣道の腕前は、3姉妹の中では一番未熟。
‥‥とはいえ、剣道の試合の際は、頭脳派ぶりを見せて、巧妙な試合運びを見せる。
まだ遊びたい盛りのせいなのか、最近は稽古にあまり熱心ではない。
●竹刀子さん(しないこさん)CV:金田まひる自称、天馬が日頃、使っている“竹刀の精”。
見た目はごく普通の、女子学生。
竹刀子さんは「わたしは天馬さんが毎日、竹刀を手に、たゆまず練習に励んできたのを知っています。
誰よりも練習熱心だと知っています。
‥‥だから、竹刀の精として、そんな天馬さんのお手伝いをしたいんです」と言って、天馬がムコ取り/ヨメ取りを賭けた剣道勝負で勝つ手伝いを買って出る。
竹刀子さんは持ち前の“妖精さんパワー”(?)で、天馬を勝たせることができると請け負うのだが、はたしてその真偽は‥‥?