虜囚女教師~肉欲の放課後~完全版
Potage 注意:(VJ006882)「虜囚女教師~肉欲の放課後~通常版」(VJ006883)「虜囚女教師~肉欲の放課後~補習授業版」と内容の重複があります。純愛&ハードなADV「虜囚女教師」と追加データ集「補習授業版」が1つになった、とってもお得な一品です!■□■ストーリー■□■主人公・羽賀敦(はが・あつし)は私立・霧乃坂学園の2年生。
人生を彩る派手な大事件やアクシデントとは無縁の、これといって目立たない学生生活を、それなりに明るくハッピーに過ごしていた。
しかし、ある日ふとした弾みに気づいてしまう。
いつもと同じ日常。
なのに、何かが違う。
昨日までと、確かに違う日々が始まっている。
そう。
敦が送っているのは、たいして代わり映えのしない、しかし一日とて同じものの無い一日。
その一日を、敦は何故だかすでに知っていた。
既視感(デジャ・ヴュ)。
最初はそう思った敦だが、それにしては具体的すぎた。
まるですでに体験した一日を、もう一度なぞっているかのような感覚だったのだ。
誰かの筋書き通りに日常を送らされている…そんな想いが、敦の中に溜まっていく。
――その日から次第に、敦の何気ない日常は失われてしまった。
物語に出てくるヒーローやアンチヒーローなら、ただちに行動を開始して、大いなる闇の中に潜む悪を計画ごと叩き潰す…んだろうなぁ……と思いながら、敦はただ何も出来ずにいた。
相談すらしにくい。
そもそもこんな話、誰に相談できるというのだ。
頭がクラッシュしてしまった可哀想な男の子、という目で見られるに決まっている。
こんなの、どうしようもない。
敦はいままでのように毎日を充実して過ごすことはできなくなり、無為に消費するかのように生きていくことになる。
しかし、ある日湧いてきた既視感は、とても見過ごせないモノだった。
それは、敦の憧れにして宝物、長年の片想いの相手が、何者かに凌辱され蹂躙され、奪われるという光景だった。
それだけは、けっして許容できない。
敦にとって、それだけは許せる話ではなかった。
敦は、誰にも相談できない話を誰かに話してみようと考えた。
候補は、包容力を感じさせる担任の生王来未子か、お節介好きの両親のおかげで一つ屋根の下で暮らすことになった少女・観崎美早紀か、鏡の中から現れた“歩く非日常”こと敦賀羽衣か。
それともいっそ、憧れの赤月杏子か――。
その決断によって、事態が大きく変わる予感とともに、無くしてしまった日常を取り戻すきっかけになるような気がしていた…。
■□■登場キャラクター■□■【いまだ初々しさの残る女教師】●生王来未子(いくたか・くみこ)この春から、学園に赴任してきた女教師。
副担任でという話で赴任してきたのに、幸か不幸か正担任が病気で入院してしまったため、そのまま主人公のクラスの担任に収まった。
いかにも大人の女性といった外見にどこか抜けたことのある雰囲気がヒットして、見る間に男子学生の人気をさらっていった。
【一番近くて遠い、不思議な同級生】●敦賀羽衣(つるが・うい)唐突に主人公の前に現れた女の子。
どういう手段を使ったのか、転校生として主人公のクラスに紛れ込んで以来、主人公に付きまとっている。
性格は天衣無縫かつチョイ悪系。
主人公へのつっこみ役を勝手に自認している。
クラスの男子によると、全く似ていないはずなのに、どこか主人公を連想してしまい、話していると主人公と話しているような錯覚に陥るらしい。
主人公も、不思議と他人の気がしないでいる。
華奢な体つきのわりに力が強く、所作も優柔不断な性格がよく出ている主人公とは対照的に、スムーズかつ正確でそつがない。
【物静かで、楚々とした雰囲気の後輩】●観崎美早紀(かんざき・みさき)主人公の家の真ん前で倒れていた記憶喪失の少女。
持っていた学生証から名前と年齢が分かったけれど、家族と連絡がとれなかったので、主人公の両親が自分の家で面倒を見ることにした。
…ハズが、その両親が世界旅行へのペアチケットを懸賞で当ててしまったことで、現在は主人公と二人暮らしに。
一見、おとなしく健気で照れ屋、清楚で可憐だが、頭の中ではつい色々と妄想を(エッチなものも含めて)してしまう妄想少女。
家事が得意で、主人公宅の炊事・洗濯を一手に引き受けている。
両親が編入手続きを済ませ、編入試験も無事にクリアしたことで主人公と同じ学園に通っている。
【ほんわか美人の年上美少女】●赤月杏子(あかつき・きょうこ)主人公の幼なじみにして、片想いの相手。
温厚な性格で、教師たちからの信用も厚い。
成績は優秀で運動も比較的得意。
学園に5人いるというアイドル的存在のひとり。
しかし、いままで特定の誰かと1日以上、長く付き合ったことはない。
巷の噂では、いざデートしてみると、時間を追うごとに男の方が自分の釣り合わなさ具合にいたたまれなくなって、気後れしてしまったり哀しくなって逃げ出してしまうらしい。
唯一、主人公だけが例外。
学生会の副会長。