Rber最愛の妻が他の男の腕の中で微笑む、もう一つのIF

アトリエさくら
■ストーリー主人公『篠崎小太郎』は、妻『朋香』と娘『萌香』に囲まれた幸せな日々を送っていた。
だが、ある日交通事故に遭い、生死の境をさまようほどの重態に陥る。
朋香と萌香は嘆き悲しみ、最愛の夫が回復することを祈った。
その思いが通じて、奇跡的な回復を遂げた小太郎。
だが目覚めた時、隣にいた女性は朋香と萌香ではなかった。
昔亡くした最愛の彼女『橘真希』。
その彼女が、小太郎の妻として寄り添っていたのだった。
朋香は小太郎の友人でしかなく、愛娘の萌香は存在していない。
死んだ筈の真希は生きていて、自分の妻として生活している。
そこは小太郎が歩んでいたかもしれなかったもう一つの可能性。
IFの世界。
■登場キャラクター●篠崎小太郎主人公。
29歳サラリーマン。
篠崎朋香の夫にして、萌香の父。
一途な性格で、絶対に浮気をしないタイプ。
大学生の頃に最愛の彼女、真希を亡くした経験がある。
生きる希望を無くした小太郎だったが、当時はまだ大学の友人だった朋香のおかげで何とか立ち直る。
その後は彼女と結婚し、愛娘の萌香をもうけた。
だが、最愛の人の死から数年経った今も、当時の悪夢にうなされることがある。
真希に対して自分が幸せであることに罪悪感があると同時に、朋香に対して昔を引きずっている事が申し訳ないという気持ちを持っている。
●篠崎朋香(CV:桃井いちご)篠崎小太郎の妻。
旧姓は秋山。
小太郎と同じ29歳の専業主婦で、萌香の母。
幼い頃、両親の離婚により住んでいた地を離れ、遠方へ引っ越した経験がある。
その時の思い出が切っ掛けで、ずっと小太郎の事を想い続けてきた。
ずっと離ればなれだったが、大学で思いがけず再会。
最愛の彼女を亡くし虚脱状態の小太郎を慰め、結婚するに至る。
幼い頃から初恋の人をただ一途に想い続け、今もずっと愛する人に寄り添い続ける。
●橘真希(CV:葉村夏緒)篠崎小太郎の幼なじみであり、元恋人。
交通事故に遭い、若くしてこの世を去った。
幼い頃に両親を亡くし、兄の隆一と共に祖父の家で育てられる。
しかし家庭環境はあまり良いとは言えず、同年代の子らには両親が居ないことを理由にイジメに遭っていたこともある。
その時に知り合ったのが小太郎で、真希を守ってあげた事から二人の関係は始まる。
将来の夢は小太郎と結婚し、平凡な暖かい家庭を築くこと。
普通の幸せ、普通の暮らし。
それを強く夢見ていた。
●橘隆一篠崎小太郎の親友にして、橘真希の実兄。
29歳のサラリーマン。
幼い頃に両親を亡くし、小太郎と共に真希をずっと守ってきた。
よく軽口を叩くが、小さい頃から苦労してきているだけあって根はものすごくしっかりしている。
いまだに独身で、結婚しそうな気配もない。
真希の死を小太郎とは別の形で引きずっていて、生涯独身でいいと考えている。
だが、朋香とはウマが合うらしく、小太郎の家によく訪れては散々喋って帰って行く。
そんな彼を見て、小太郎は思う。
『もし俺が真希と結婚していたら、隆一は朋香と結婚していたのではないだろうか。
』と。