霧谷伯爵家の六姉妹第1話「霧の華族」

ピンクパイナップル
永遠の『契り』を、交わしましょう――時は戦前。
地方の山村を見下ろす丘に建つ、怪しげな洋館を訪れる元雑誌記者の青年・時津大輔。
豪奢な洋館で彼を待っていたのは、謎めいた館の女主人・霧谷澄美と、その娘である美人姉妹たちだった。
「あなたは選ばれたのです……霧谷の娘と子を成し、この霧谷家の全てを手に入れる、唯一の男性に。
これは、我が霧谷家の昔からの習わし。
私の4人の娘を好きなように抱いて『契り』を交わし、娘を孕ませてください」澄美の口から語られる、にわかには信じ難い話を承諾し、大輔は霧谷家の館に滞在することとなった。
毎夜『夜伽(よとぎ)』と称して行われる、姉妹たちとの淫靡で濃密な触れ合い。
そして、早世したはずの四女・藤乃との、禁断の記憶。
霧谷の一族の血に秘められた謎とは?大輔を待つ運命とは?背徳の館で繰り広げられる、めくるめくエロスの物語。