淫辱荘

インターハート
■□■ストーリー■□■経営コンサルタント会社勤務の「山本林太郎(やまもとりんたろう)」は営業成績もトップのエリートサラリーマン。
仕事が早い上に、女に手を出すのも早く、色々な女性と関係を持ってい居た。
しかし、順風マンパンに思えた林太郎の人生も、仕事で大きなをミスをした事で会社を追われてしまう。
冷え込みも厳しい12月。
住む場所も失い、公園で飢えを凌いでいるうちに寒さの中で気絶してしまう林太郎。
そして、次に目覚めた時美しい女性「千倉響子(ちくらきょうこ)」とその響子を姉と慕う「桜坂茜(さくらざかあかね)」と出会う。
行き倒れていた自分を助けてくれた、響子に感謝する林太郎。
喜びを噛みしめたのもつかの間、そこは『桜坂荘』という経営不振で頭を悩ましているアパートだった。
アパートの経営を手助けして欲しいと、林太郎は響子に頼まれ林太郎自身も、宿無し文無し生活からの解放と、響子の傍に居られる事を考え快く承諾する。
そんな林太郎を快く思わない茜。
こうして山本林太郎は、アパート『桜坂荘』の管理人として生活していく事になった。
■□■登場キャラクター■□■●千倉響子(ちくらきょうこ)性格は温和で、おしとやか。
桜坂荘の隣に住むお姉さん。
昔からこの土地に住んでおり、近所でも評判の美人。
茜とは幼い頃から一緒で、親の居ない茜の、良き姉であり、母親のような存在。
桜坂荘には特別な思い入れがあり、毎日のようにアパートの前を綺麗に掃除しては、利用者達に対し、明るい挨拶を振りまき、気分を和ませている。
幼い頃に桜坂荘を利用していた男性客に憧れを抱いており、林太郎にその面影を重ねている。
●桜坂茜(さくらざかあかね)性格は明るく、活発。
学生の身でありながら、アパート桜坂荘の大家。
幼い頃に両親は失踪。
祖父母と共に桜坂荘で育てられるが、その祖父母も最近他界してしまい、桜坂荘の経営を引き継ぐ事に。
しかし、残された莫大な借金の上に、経営は上手く行かず、それでも、アパートを手放す事を頑なに許さない。
アパート“桜坂荘”が、失踪した父との絆を繋ぐ、唯一の手掛かりだと信じ、失踪した父が、いつかは戻ってくる事を願う少女。
●藤森彩香(ふじもりあやか)性格はぶっきらぼうで粗雑。
風俗嬢で、なかなか一般の所で部屋を貸してもらえず、住む所に困り、桜坂荘に転がり込んでくる。
他両親は居らず、孤児院育ちの所為か人との接触を拒み、ちょっと人間不信気味な女性。
そんな彼女でも動物(犬・猫等)には優しく、心を開くという純真な部分も持ち合わせている。
●雛形円(ひながたまどか)性格は神経質で怒りっぽい。
都心の大学を受験するも既に2度失敗しており、二浪中で、現在は若干神経質気味な性格。
3度目の正直と、上京してくるが、受験生に評判の“桜丘荘”と間違えて“桜坂荘”に入居してしまう。
●新村翼(しんむらつばさ)性格は正義感が強く、優しい。
幼い頃からスポーツ一筋で、今回は都心の体育大学の推薦入試枠のテストの為上京、桜坂荘を利用しにくる。
身体を動かす事が大好きで、正義感が強く、曲がった事が大嫌い。
剣道・空手等で段を持つ実力者で、男顔負けだが、現在は田舎に彼氏を残して来ており、スポーツと恋の両立に悩む、一応乙女。
●安西翔子(あんざいしょうこ)性格は暗く、陰湿。
学生の時分に苛めに遭い、学校でお漏らしをしてしまい、性格が一変してしまう。
現在は親元を離れ、都心部で一人暮らしをしていたが、前のアパートでは人付き合いが悪く、問題を起こして追い出され、桜坂荘にやって来る。
かなりの“引き篭もり”。
●安達香穂(あだちかほ)性格は明るく、前向き。
幼い容姿ながらも一児の母。
しかし、その裏には現在の旦那にレイプされ、子供が出来た事を理由に半ば強制的に結婚した事が原因。
現在は旦那が事故に会い、入院した病院が実家から遠く、旦那の様子を見るのに便利な近くの宿泊施設として桜坂荘を利用しに来る。