空を飛ぶ、7つ目の魔法。
La'cryma ■□■ストーリー■□■ドタバタへっぽこテロリスト“鳥井かりん”が起こした「瑞鳳学園占拠事件」から、はや数週間。「一か月以内に空を飛ばなければ死ぬ」などと言う無茶苦茶な要求をどうにか乗り越え、念願の平和な学園生活を取り戻した“天野翔”たち飛行候補生メンバー。
しかし!そんな彼女たちの前に、今度は自称『魔法使い』だと宣言する謎の少女“花梨”が現れる!空を飛ぶ魔法を習得するために、空を飛んだ事がある深空に弟子入りしたいと学園に乱入してきた新メンバー“花梨”。
彼女を加えた飛行候補生メンバーたちの明日はいかに!?■□■登場キャラクター■□■【絵本作家を夢見る、ほんわか笑顔な女の子】●雲呑深空(CV:立花あや)瑞鳳学園の2年生。
世界で唯一、その身一つで空を飛んだ事のあるスーパーロマンチスト。
絵は少し下手になってしまったが、めげる事無く絵本作家を目指すほんわか笑顔がチャームポイントの女の子。
明るく健気で真っ直ぐな性格な反面、ピュアすぎてちょっと頑固に思えるような一面もある。
『名探偵コバンくん』と言うアニメを溺愛しており、ことコバンくんに関してはかなりのオタクぶりを発揮する。
また、麦茶が苦手で、万一飲んでしまうと酔っ払って性格が変貌する。
そして、奥手のように見えながら、実はかなりのエッチ好きでもある。
突如現れた謎の少女・花梨をついつい保護者のように世話を焼いてしまい、可愛い妹のように思っている。
「私もロマンチックな魔法、使ってみたいですっ」【自称・魔法使いの、不器用な無口系少女】●花梨(CV:椎名るぅ)空を飛ぶために突如学園を占拠しようとした、自称魔法使いの謎の少女。
かつて瑞鳳学園を占拠した『鳥井かりん』と、どこか似ているところがあるが、本人はかりんの存在を知らないと言う。
無口で不器用だが、無駄にアグレッシヴな一面があり、思慮不足な行動は見ていると思わず助けたくなってしまうほどダメダメである。
『ありがとう』という心からの感謝の言葉をたくさん集めるほどに、どんどん新しい魔法を使えるようになっていく、自称見習い魔法使いのため、他人にお礼を言わせようと日々奮闘するが、その本質が理解できていないために、失敗ばかりを繰り返している。
現在は麻衣子の力添えもあり、瑞鳳学園の1年生として学園に通っている。
「……こうなったらもう、学園を占拠するしかないです」【相も変わらず素直になれない、恋する幼馴染の女の子】●嵩立静香(CV:ひなき藍)瑞鳳学園の2年生。
翔とは幼少の頃からの付き合いで、クラスメイトでもある少女。
一番の良識人ゆえに、メンバーの中でツッコミに回ることが多くなってしまう、ツッコミ担当。
しかし、ことカバさんのことになると目の色を変え、暴走してしまうほどのカバ好きとして、その名を轟かせている。
翔のことが大好きなのだが素直になれないため、もどかしい想いをしながら日々を過ごしている。
なお、未だに大きくならない自分の胸にコンプレックスを持っている。
「んもぅ、カバさんをそんなのと一緒にしないでよねっ!」【その佇まいは、優雅で可憐。
お茶目でいじっぱりな先輩】●鈴白灯(CV:きのみ聖)瑞鳳学園の3年生。
数年前の事故で光を失うも、絶対空間把握能力と言う稀有な能力により、普通に生活をこなしている先輩。
最近は手術を受けるためにバイトを始めたため、茶道部の部長ながらも部活動はそこそこに控えているらしい。
日本の伝統とお茶をこよなく愛し、彼女の持っている白杖は主におしおき用の攻撃に使用され、様々な武器に変化する。
お茶目な先輩ぶりは健在だが、いじっぱりで見栄っ張りの頑固な一面も健在。
そのため、かなりの怖がりのクセに普段は強がっていたりする。
多くの修羅場を乗り切ってきたゆえに持つ独特の威厳は、人類の上位種であるトリ太すら一目置くほどの人物である。
「ぶぅ。
天野くん、私が先輩だってこと、忘れてませんか?」【おバカでお嬢様でお貧乏な後輩の女の子】●姫野王寺花蓮(CV:まきいづみ)瑞鳳学園の1年生。
高級日傘とプラチナの扇子、純金英和辞典と言う三種の神器と専用の執事まで併せ持つ、お嬢様な女の子。
しかしながら多くの援助を受けない一人暮らしをしているため、その経済状況はかなり厳しいらしく、コッペパンで食いつなぐ極貧生活をしながら過ごしていると言う、変な少女。
実はかなりの可愛いもの好きで、子供のことも大好きだったりする。
基本的に良い子なのだが、おバカな上にプライドが高く、お調子者。
最近は翔が気になっているため、ちょっと背伸びをしてオシャレにも気を遣っていたりする。
「わ、私のことも、ちゃんと女の子として見て欲しいですわ」【静香の親友、天才飛び級少女】●相楽麻衣子(CV:桜ちとせ)瑞鳳学園の2年生。
静香の親友であり、翔の昔馴染みのクラスメイト。
相棒のトリ太と持ち前の科学力を武器に飛び級して翔たちと同じ学年にまで登りつめた天才少女。
親友の静香を助けるためにタイムマシンで過去に戻った影響で、見た目はさほど変わらないが、実年齢は一歳年上のお姉さんとなった。
科学の申し子のため、魔法という不可思議な力を使う花梨とは相性が悪い。
大家族の四女で、一家の女子は皆必ずぬいぐるみを装備していると言うが、その真実は定かではない。
「魔法なぞと言う摩訶不思議な現象、認めるわけにはいかんのじゃあぁ~っ!」