イントルーダー

material
■ストーリー主人公の遠野賢二は『幼い少年にしか見えない』特異な外見の持ち主。
その外見ゆえに、幼い頃から苦労を味わいすぎて屈折し、不景気の世の中で職にもあぶれ、日陰者の人生を歩んで来たアウトローである。
そんな賢二の人生にひょんな事から転機が訪れる。
とある事情でヤクザとトラブルに陥った賢二は、知人の紹介で郊外の辺鄙な下宿に潜伏することになる。
たどり着いた下宿には、若き女性ばかりが住んでおり着いた早々、賢二は寮の住人たちから思春期の少年と勘違いされてしまう。
戸惑う賢二は、自分が知人から『親を失い、登校拒否に陥った哀れな子供』として紹介されている事を知って驚愕する。
当初は憤慨する賢二だったが、他に行き場も無く住人である女性たちも魅力的であり、紹介した知人の説得もあって、しばらくは少年の演技を続けながら下宿で暮らすことを決意する。
―それが仕組まれた罠とも知らないままで。
■登場キャラクター●西島小夜子(CV:芹園みや)一見、おっとりとしたステロタイプな若き人妻。
優しく親切で母性愛に溢れ、賢二に対しても親切に振舞う、豊満な肉体を持つ熟れた人妻。
性的には淫乱だが、そんな自分を恥じている。
育ちや結婚生活の影響で『~でなければならない』的な思い込みが強い。
専業主婦に憧れ破綻したことが大きなトラウマになっている。
性的には完璧なマゾ。
被害妄想が強く、なんでもないことに誘惑の影を感じてしまい、さらには容易く自己憐憫に酔いしれてしまう。
小夜子にとって冴子は学生時代の先輩。
小夜子と静夜の間には複雑な血縁があり、問題児である彼女のことを心配しているが、どう扱っていいのかわからずにいる。
●伊藤陽子(CV:一色ヒカル)若くて快活な女子大生。
スポーティーな肉体を持ち、面度見も良い。
賢二を少年と誤解し、やたら世話を焼いたり、連れ回したりする。
常に明るい彼女であるが、賢二の前ではふっと暗い影を見せることがある。
そのため賢二は彼女に死別した弟が居たのではないかと誤解するが、実は根っからのショタコンで、近所の男の子に悪戯をして地元に居られなくなっただけ。
おかげで実家のある地元には帰れない状況になっている。
賢二を少年と勘違いし、軽い気持ちで誘惑や悪戯を仕掛けてくるが、自分と境遇が似ていることを知って気持ちが接近し、本人も気付かぬうちに行為がエスカレートしてしまう。
経験豊富な様に見えて、実は悪戯以上の行為は経験が無い。
●藤森智香(CV:小倉結衣)女子大生。
陽子とは仲が良く、タメ口で話し合う親友。
清楚で大人しく見えるが、勝気で口やかましく潔癖症。
男性恐怖症で男性に手を繋がれただけで嘔吐するレズ娘。
性的にはノーマルで潔癖、未だに男を知らない。
当初は賢二を敬遠していたが、賢二に対してはお仕置きしても吐き気を感じないことに気付き、そこから関係が深入りしてゆく。
●美咲静夜(CV:春乃伊吹)下宿の最年少。
一番清純そうに見える昭和風の美少女。
ある意味一番たちの悪い淫乱。
当初はS的な面が強く出るが、それは潜在するM性が満たされない、反作用によるもの。
問題児で友達も少なく、自分の部屋に引きこもってネットばかりしている。
実は下宿の大家。
複雑な家庭環境に育ち、それ故、小夜子に引け目を感じている。
小夜子の夫である幸夫を嫌っている。
それ故に自ら冴子に協力する。
●冴子(CV:渋谷ひめ)賢二に仕事を与えてくれるスポンサー。
SM雑誌の女編集長、通称『クレイジー・サイコ・ビッチ』淫乱、凶暴、陰謀が大好き、冷徹と4拍子そろった悪女だが、身内に対しては面度見が良い面もある。
ただし、外見からではまったく想像もできない。
黙っていれば聖母のようにも見える。
小夜子の元先輩。
下宿の人物たちはみな、彼女のことを嫌っているか警戒している。
賢二に対しても高圧的で、マゾ奴隷のように扱ってくる。
ヤクザに追われる賢二を下宿に紹介した張本人。
賢二がヒロイン達を食い物にしてゆくのを黙認し、そればかりか、それを予想していたような言動を見せさらには手助けさえしてくる。
熟練の女調教師で、M調教も受けたことがある熟達者。
多方面に人脈を持つ。