この世界の向こうで
ORANGEYELL ■□■ストーリー■□■多額の借金、両親の逃亡……いつかは良いコトがあると信じて生きてきた、主人公『一ヶ月遊』。世の中の理不尽さを改めて実感し、人生をあきらめ、この世に別れを告げようとする。
そんな彼の前に現れたのは、あの世とこの世の狭間にあるお店『後悔堂』だった。
後悔堂の店主『スズ』の導き(脅迫?)により、幸福な未来を対価として、一つの依頼を引き受けることになる『遊』。
その依頼は、余命三ヶ月の少女『飾璃』を“救う”事。
薄命の少女『飾璃』、天真爛漫な死神『トーコ』、後悔堂の店主『スズ』、そして運命に抗う者『遊』。
四人の出会いにより、物語は廻り始める。
飾璃の病室へと通う日々に始まり、二人きりの七夕、夏祭りの雑踏。
彼女にとっての『最後の夏』を共に過ごしていく。
そんな遊を(家に転がりコミつつも)やさしく支える、スズとトーコ。
その命尽きるまでに……遊は飾璃を“救う”事が出来るのだろうか?■□■登場キャラクター■□■●羽咲飾璃(CV:桃也みなみ)幼い頃から病弱で、ろくに学校にも通えていない苦労人。
事故により歩くことが出来ず、現在も入院中。
箱入り娘であり、男の子が苦手だが、興味はもっている。
シュークリームを愛し、それだけで生きていけるほどに大好き。
胸が小さいことがコンプレックスな、ちょっぴりオタクな女の子。
「もうすぐ死んじゃうだなんて、とても残念です」●トーコ(CV:手塚りょうこ)遊の前に現れた、いつも笑顔の死神。
突如、家へとやってきて、何故か一緒に暮らすことになる。
いつも笑顔でマイペース。
巨乳が特徴の羊羹大好き少女。
日々、羊羹を買うために仕事に明け暮れている。
笑顔の裏に、いつも何か含んでいるような、そんな気配が……?「……遊くんは、もう一人のワタシなのかもね」●スズ(CV:金松由花)あの世とこの世の狭間にあるお店『後悔堂』の店主。
依頼主として遊の仕事っぷりを見定める為、同居することになる。
いつもほぼ無表情で、何でも知っている(風)な、チビっこ少女。
人に引っ付くのが好き。
無自覚な事も。
エロい言葉も好きなのか、よくそういった発言を……「私がそうだと言えば、信じるの?」