魔法少女と恋+

ディサベル
■□■ストーリー■□■舞台は、現代日本の南に位置する離島にある学校。
この学校はただの学校ではなく、魔法使いを育成する「魔法学校」なのだ。
秘密裏に魔法使いの才能のある者だけを入学させることから、一般の人々には知られておらず、ネットなどで都市伝説の一つとして語られるような存在である。
だが、忘れないで欲しい。
古来より、怪事件が発生したときに人々を救うために秘密裏に活動する存在、それが「魔法使い」なのだ。
あまりの頭痛に目を覚ますと‥‥目の前には怪人が立っていた。
自分の記憶を封じたと宣言し去っていく男‥‥そして、続けて襲いかかってくる怪物たち。
この危機的な状況に陥っていたところを「マホウツカイ」を名乗る人たちに助けられる。
命が助かってホッとしたところで重大なことに気付く。
「俺、どうしてこんなところにいるんだ?あれ?名前も分からない‥‥。
」どうやら、本当に記憶を失ってしまったらしい。
そんな主人公だったが唯一所持していた学生証によって、魔法学校に編入してきた学生だということが分かった。
だが、主人公にかけられた記憶の封印は特殊なもので本人が一人前の魔法使いとしての力を備えていないと解除出来ないことが判明する。
行く当てもなく記憶もない主人公はそのまま、魔法学校の学生として迎えられる。
だが、こんなイレギュラーな入学は始めてであるため、通常クラスには、編入出来ず、特別クラス「S組」に入れられる。
そこには実力はあるが問題だらけの学生のクラスだった。
記憶のない自分が一体何者なのか、どうやったら一人前の「魔法使い」とやらになれるのか‥‥悩みたいところだったが、それどころではないハプニングだらけの日常。
しかも、この学校は、主人公以外は全て女の子という、まるで女子校状態?一体、主人公はどうなってしまうのか?魔法少女と恋人生活とプラスワンADV、ここに開幕!■□■登場キャラクター■□■【最強の素人魔法少女!――目指せ、ごはんに困らない未来!】●久世一葉S組所属。
主人公の同様に魔法学校の本科に外部から編入してきた魔法少女。
魔法使いの血筋ではない一般人から発見されたという珍しいケースである。
貧しい家に生まれたため、家計の助けになるよう進学を諦めていたところで魔法使いとして才能を見いだされ、補助金目当てに編入する。
「努力と根性」で何事もどうにかなると考える超前向き主義。
魔法に対しての感覚が他の魔法使いとは異なっており、即席で新しい魔法を生み出すなど非凡な才能を持っている。
だが、その価値に本人は全く気付いていない。
この島に引っ越してきて栄養面が改善されたのか、現在スタイルが飛躍的に良くなっており、本人は非常に喜んでいる。
主人公とは最初から友好的だが、それは彼女の弟に似ているとの理由である。
そのため、主人公をまるで弟扱いしてくる。
「魔法って人を幸せにするためにあるんですよ。
」【鬼の力を宿している剣士――超アナログ主義!打倒、魔獣チデジカ?】●源零頼S組所属。
古来からの魔法使いの血筋にある魔法少女。
刀を武器に戦う。
伝説の大江山の酒呑童子を滅ぼした源頼光の一族の末裔。
刀を使って魔物(アヤカシ)を屠るのがその使命。
「正義」にこだわっており、正義に反しないか否かで行動を決める。
役に立たない者に対しては容赦ない。
古い血統であるため、特殊な「鬼」に関する魔法を使うことが出来る。
魔物退治に拘っているせいなのか、世の中の動向に疎く、最新の機械などには拒絶反応を示す。
大食であり、その豊富な栄養のせいで胸がどんどん成長中。
だが、これ以上、大きくなるのは邪魔だと思っている。
「軟弱者に用はない。
疾く立ち去れ!」【異国からの可憐な金髪留学生――コンプレックス完璧超人】●マリア・E・エンデS組所属。
留学生としてドイツ支部から日本支部にやってきた魔法少女。
かなりの才能の持ち主だが、周囲には冷たい態度を取るクールビューティ。
だが、プライド高く、侮辱は看過出来ず、意固地になる場合がある。
真面目すぎる性格で冗談などを理解するのにタイムラグがある。
兄は今代最高の魔法使いとして有名。
そんな完璧超人の兄がいるせいで男の評価基準が高くなりすぎており、ろくに恋をしたことがない。
彼女のプライドは魔法少女としての実力に関するものであり、その抜群のスタイルについては何の価値もないと思っている。
そのため、自分のカラダの魅力というものに気付いていない。
現在、留学してきているため、日本支部の機密漏洩防止のためのチョーカーを付けられている。
「その言葉は取り消していただきたい、今すぐに。
」【瞳を隠したクラスの良心にして絶対権力者(?)――魔法の力、ついでに胸も、まだまだ成長中!】●桜井千鶴S組所属。
魔法使いの血筋の魔法少女。
「魔眼」と呼ばれる特殊な眼をしているため、常にそれを封じる目隠しをしている。
常に探知の魔法を使っているため日常生活には支障がない。
だが、急いでいる時などには転ぶことも多い。
病弱なため、欠席をすることが多い。
その発言には迫力はないが誰も逆らえない。
周りの女の子に比べて、身体の成長がやや遅いと思っているが、まだまだこれからだと自分を慰めている。
もっとも、その生まれた家の宿命のために自分は恋愛とは無縁なものだと思っているので問題はないらしい。
そのせいでおしゃれなどに興味はなく、いざデートという状況になってしまうとパニックに陥ってしまうおそれが‥‥。
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