妻と息子にバレてはいけない背徳の媚熱~あやまちの密愛2~
アパタイト ■ストーリー夏。早期退職した私を慰労する為に家族は旅行を企画してくれた。
家を出て数時間。
目的地である海辺の宿に到着。
久しぶりの旅行・開放感からか、夕食の酒が進み……「ん………………」目を覚ます。
家族揃って、夕食を楽しんだところまでは薄ぼんやりと覚えている。
うまい酒を勧められて、そして私も息子の妻に勧め返した辺りから、どうも記憶が曖昧だ。
おそらくは酔いつぶれて寝てしまったということかな。
…しかし、何故か身体が肌寒い。
とりあえず、起き上がって顔でも洗わないと、意識がはっきりしなそうだ。
そう思って、ぼんやりしたまま身体を起こそうと手に力を込めると……。
何か、柔らかな感触を手のひらに感じる。
その妙に柔らかく、そして温かさもあるものが何なのかと、暗い中を下に目を向けてみると……目の前には、浴衣を乱した息子の妻の姿。
ただ寝相が悪くて浴衣を着崩していた程度であれば、私も驚きはしなかったろう。
しかし、それにしてはあまりにも不自然な着崩し方……それに体勢も、その……まるで……―――――。
■登場キャラクター●佐伯陽奈子(CV:萱原ゆら)ちょっとおどけてるところがあるものの、母性は強い。
主人公の息子である夫とは恋愛結婚。
性欲は強く、応えてくれる夫には満足してる。
強いファザコンの持ち主だが、自分と同年代の夫と知り合い、結婚したことでその気質は弱くなっていたのだが―。
●佐伯清司郎主人公。
早期退職した40後半の平凡な中年男性。
息子が結婚し、順調に社会人として歩み始めたことも早期退職を選んだ理由の1つ。
息子夫婦と2世帯で暮らしている。
●佐伯詠子(CV:村神)清司郎の妻。
歳はちょっと上で、なにかと夫を引っ張ってきた。
早期退職したことに不満はなく細々と夫と余生を送ろうとしている。
陽奈子との仲は良好で、お互いをお互いに尊重している。
●佐伯英司清司郎の1人息子。
優しい性格で、妻である陽奈子をとても愛している。