猟奇の檻~第2章~第二幕「望むなかれ…」

ピンクパイナップル
財前瑠璃子・梶原まこと……。
数ヶ月で2人もの不審死が起き、ハイテク遊園地『ファンタージェン』の入場者が激減していた。
その総管理者である、天野美雪はその責任をとらされ、その職を追われる事になる。
気丈な態度で事実を見つめる美雪だったが、斉藤剛史のまえでついに感極まり、身を委ねてしまう。
斉藤は美雪の望むまま唇を重ね、胸を愛撫する。
ここには、上司と部下という関係はなくなり、お互いの体を求め合う、ただの男と女になっていた。
そして、『ファンタージェン』に大きな災厄が訪れようとしている。
『ファンタ―ジェン』を制御するコンピューターMAOS(マオス)。
そのMAOSが暴走を始め、人々を守るセキュリティーが逆に足枷となり巨大テーマパークは、人々を囲う檻と化したのだった!