あい♂まい♀みすと
白濁系 ■□■ストーリー■□■それは突然の出来事でありました。訳もわからないまま、全身に痛みが走り、気が遠くなり……そして「いくみ」は見たことの無い部屋で目を覚ましたのです。
「……大丈夫?」と声を掛けてきたのは大家の娘「真菜」。
「これくらい平気平気……あれ?」身体に感じる違和感。
気丈に答えている筈の自分の声も軽く、どこかしっくりきません。
「あのね、おにいちゃん。
そっち鏡。
私はこっち」「へ?」声の方向に顔を向けると、確かに真菜本人がそこにいます。
もう一度振り返ると、そこには大きな鏡が置かれており、その中に真菜によく似た女の子の顔が…。
「どどど、どうなってんの、これ!」「ごめんね、おにいちゃん。
おにいちゃん死んじゃうところだったから、慌ててパパが私の遺伝子を使ったみたい」「遺伝子?使った?」「しばらくその体で我慢してね。
あ、でも、私は兄妹ができたみたいで嬉しいかも!」「ちょっと待って!俺……君の姿に……何がどうなってんだか……!教授は!?」「また消えちゃった。
そもそも、私にも携帯のメールが届いただけで、会ってないから」「メール?会ってないって、どうして?」「さあ?パパよく居なくなるし」「ちょっと待ってよ……!」こうしていくみと真菜の奇妙な同居生活が始まります。
果たして彼は、元の姿に戻れるのでしょうか。
■□■登場キャラクター■□■●倉橋郁巳主人公。
都心からちょっとだけ離れた大学の、工学部に通う平凡な大学生。
特別な才能は無いけれど、そこそこ真面目で、可も無く不可も無い人生を送っていた。
ある日、霧の中で意識を失い、その後、女の子の身体となって生き返る。
趣味は古いタイプのフィルムカメラ。
デジカメも使えない訳では無いのだが、なぜかあまり興味が無い。
●早見真菜いくみの住んでいるアパートの家主の娘で、女の子になったいくみの身体の遺伝子の参照元。
外で遊ぶのが大好きで、普段からクラスの男子たちと野球やサッカーの試合を楽しんでいる。
反面家事も大好きで、料理や掃除もそつなくこなす。
クラスでも生え抜きのチビっ子で、すぐに誰とでも仲良くなる人気者。
●日比野ひかりいくみが通っていた大学のゼミの先輩。
街で出会った少女の正体がいくみである事を早々に見抜き、それからはあちこちで声をかけてくる。
男の子も女の子も両方好きな変わり者で、元々の姿のいくみにも好意(興味?)を寄せていた。
明るくノリのいい性格で、なぜか様々な行動でいくみを元に戻すまいと邪魔をしてくる。
●萩野彩乃真菜の親友で、女の子の姿で学園に通うようになってからは、いくみとも仲の良い友人となる少女。
明るく快活な性格でアウトドア派。
真菜と共に男子と混ざってスポーツを楽しむ事も多い。
萩野透の双子の姉で、おおざっぱな性格の透とはいつも対立し合っている。
言葉より先に手が出るタイプだが、その心根はとても素直で真面目。
●萩野透彩乃の双子の兄で、学園に通うようになってからは、いくみともクラスメイトになる男子生徒。
女の子になったいくみに好意を抱いてしまい、色々と突拍子の無いトラブルを起こす。
女の子の気持ちがよくわかっておらず、一部で迷惑がられたりしても持ち前の明るさでまったく気にしない。
彩乃とは、どちらが先に生まれたのかという話題を中心に、いつも喧嘩ばかりしている。
とあるルートでは女の子の姿になってしまうことも!?