星継駅淫走軌
raiL-soft 【Hメインコンテンツ版】注意:(VJ008304)「星継駅疾走軌」と一部内容の重複があります。大地上の何処であるのか、何時であるのか、判然としない闇中を疾走する高く、長大で、得体の知れない、黒々とした機械の塊。
途方もない程巨大な鋼の、豪華超特急。
人はその名を『亡霊列車』と囁く。
そんな亡霊列車の片隅にて。
巨大な列車に比して、笑みを誘うくらいにちっぽけな、一両きり。
単行車輌というのが広大な車内の一画に停車してある。
瀟洒な劇場のように装飾された、しかし古ぼけた、映画車輌。
これからこの映画車輌で上映される映画というのは。
いかがわしげでみだりがましい、情痴と肉と粘膜と嬌声の乱れ咲き、その一部始終。
客席の灯りが落とされ、上映前の期待を秘めた暗がりが垂れこめる。
やがて流れる映画は