瞳の烙淫2~絶対不可避の審媚眼~
WitchFlame ■ストーリー自宅よりほど近い学園に通う文武両道な主人公「義国晃一(よしくにこういち)」。元々努力がそのまま成果に繋がる才能にあふれた人間だったが、ある日、【望んだ結果を達成できる道筋が見える能力】に突如目覚めたことで、より周りの人間が羨むほどになっていく。
『テストで100点が取りたい』『お金が欲しい』と思えば、いくつものそれに至る選択肢が頭の中に浮かび、それに従っていくと必ず達成される。
簡単、複雑、安全、危険……どの道筋を選ぶか。
やがて限界の見えない力のもっと先を知りたいと渇望する晃一は、依存しすぎるのは危険だと感じながらも、少しずつ自分を見失い始めていく。
表向きは今までどおりに、しかし財欲などの欲望を満たしていく晃一。
そうして当然のように、「次は……女だな」さすがに身近な女に手を出すのはリスクがあるかもしれない、絶対的な力を持ちつつも慎重かつ大胆に事を進めていく。
あっけなく一人目の女を堕とすと、もう一つの欲望が目覚めていく。
野ノ峰扇華(ののみねせんか)。
学園の完全無欠な学生会長にして、唯一、晃一と対等以上に渡り合える女。
こいつを思うがままに貪ってやりたい、以前からそう思っていた晃一。
能力を使い、どうすれば【野ノ峰扇華】を堕とせるか確認する。
現れた選択肢の中には最短で堕とせるものもあれば、回りくどいものもあった。
最短ルートでいけば全ては容易いが、しかし最後がそれでは面白くないし、能力の限界を知るには物足りない。
そして選んだのは、扇華と直接接点のない女たちから堕としていくルート。
外堀を埋めるように扇華へ近づき、有利な状況を作り出したうえで壊してやる。
その後は自分の女にしてもいいし、性欲処理にだけ使ってもいい。
「俺には全てが見えるのだから……」身を焦がす欲望を満たした後に残るのは、望んだ未来か、それとも――■登場キャラクター●野ノ峰扇華(CV:榊木春乃)学園の3年生。
歴代に類を見ない完璧すぎるほどに完璧な学生会長。
能力を除けば主人公と並ぶ才覚があり、荒事の対応もお手の物。
学生会長としてその万能ぶりを如何なく発揮しており、併せ持った美貌も手伝い、男女・学生・教師を問わず高い人気を誇り、崇める者もいるほど。
本人も自分の実力を自覚した上で行動し、自分が望む結果を常に出そうと日々努力している。
自分一人だけではどうしても手の届かない部分をフォローしてくれる役員たちには、感謝し信頼している。
豪放磊落な性格で面倒見が良く、大胆ではあるが女らしさも兼ね備えており、礼儀も完璧で並大抵のことでは揺らがない強い心の持ち主。
学生会の執務だけではなく、扇華個人に外部からの依頼がくる場合もあり、その際には美園に執務を任せている。
主人公のことは、さやの話と成績優秀者のため知っているが、他の学生と同じくらいの認識で特別な意識は持っていない。
「おめでとう、これに慢心せずにもっと高みを目指してくれると嬉しい」●悠木さや(CV:原秋葉)主人公の幼なじみでクラスメイト。
学生会では書記を務めている。
幼い頃より主人公の才覚に触れ、依存していたが、同等以上の扇華に出会い同性ゆえの憧れを抱き、学生会へ入った。
会長と主人公が組めばもっと凄い学生会になると主人公を誘ったが、断られている。
おっとりとした性格で失敗も多く、美園や和華奈によくフォローされているものの、同じ失敗を繰り返すことはほぼ無い。
主人公のことは幼い頃から異性として好きであり自覚もしているが、いつからか主人公から微妙な距離を置かれていると感じている。
「晃一くんと、野ノ峰会長が揃ったら、恐いもの無しだと思うのよね~」●桜美園(CV:相本さくら)学生会副会長。
3年生。
扇華とは幼なじみで、お互いに一番信頼している。
さやと和華奈に対しては姉のように接し、可愛がってもいて、特にさやについては次期学生会長として頑張ってもらいたいと思っている。
扇華がいなければ学生会長を務められる程度の力があるが、本人は前に出るよりは裏方のほうが好きなため、【副】が付く役職を希望する。
口調が硬く、見た目もお堅い雰囲気を纏っており、良く言えば凛としており、悪く言えば常に機嫌が悪そうに見える。
「義国さんがやっていることは、けして許される事ではありません」●和宮和華奈(CV:古天条花寿乃)学生会会計の1年生。
扇華を信奉するかの如く憧れている少女。
やや行き過ぎたきらいがあり、口調が荒く、扇華に近づく者には誰彼かまわず牙を剥くことも。
美園とさや、咲子は例外。
娯楽が好きで、授業中に漫画を読んだりゲームをしたりと、学生会役員とは思えないほどに素行が悪いが、扇華の器の広さと会計としては有能なので、その辺りは不問にされている。
主人公とは通学時などにさやを介して面識があり、直感でなにか気にくわない存在だと思い、会う度に警戒しているような態度をとる。
「さや先輩、やめましょうよ。
こんな人を学生会に誘うのは」●坂崎咲子(CV:花南)学生会顧問で、主人公とさやの担任の現国教師。
扇華と美園が優秀なため、あまりすることがない名ばかり顧問。
学生が優秀なのはいいことだと思っているが、それでも時々は頼ってほしいとも思っている。
そのため顧問としての知名度は低いが、教師としては授業も分かりやすく、学生からの相談も親身になって接してくれるので評判は上々。
教師でありながら学生に近い性格でノリが軽いが、締めるところはきっちり締める分