HelloAgain

くるりアクティブ
港湾と商業地を見下ろす、山手の高台にある「瀬戸際学園」ここは世紀末以後、急増した特殊能力のための研究施設を備えた、国内唯一の教育機関。
瀬戸際学園では、学生たちが潜在的に持っている(と思われる)、いわゆる超能力・・・やたらと名付け親になりたがる学者先生達は、それにDAという名札をぶら下げたんだけれども・・・を育成・研究するプログラムがある。
とはいっても、この学生たちが、まるで昔の漫画や映画に出てくるエスパーみたいに万能でスーパーな能力を持っているわけではない。
ちょっと不思議で、便利そうで、だけどいまいち役に立たない力。
それが、DAというもの、らしい。
・・・少なくとも、今までの「育成と研究」の結果では。
そんなわけで、学生たちは、この瀬戸際学園で、ごくごく普通の日常生活を送っていると言っていい。
ただ、その日常には、ほんの少しだけ、奇妙な出来事が付加されているのだ・・・。
■□■ストーリー■□■6月も終わりにさしかかった頃。
退学処分を予告されたため、中途半端なこの時期に突然転校を余儀なくされた主人公・行平東吾(ゆきひらとうご)。
東吾は、たまたまDAの潜在値が高かったことと、学園案内のホームページで見かけた女子学生が気に入ったこと、なによりも他に受け入れ先がなかったという理由で、瀬戸際学園へ転入することになる。
ばたばたと引っ越しと転校の手続きを済ませ、学園に、そして学園の寮にやってきたのはいいけれど、学園では、転校してきたときよりも、もっとドタバタとして、奇妙な日常生活が待っていた。
東吾の学園生活は、どんなものになるのやら・・・■□■登場キャラクター■□■●行平東吾主人公。
退学処分を前提とした停学期間中、行くところがないので仕方なく瀬戸際学園に転入。
学園案内のホームページで見かけた女のコが気になり、他にすることもなく探し始める。
過去の映像を見ることが、ごくごく稀にある。
向日久人とは悪友。
良く言えば穏やか、悪く言えばいい加減。
体はむやみやたらと頑丈。
名前変更はできません。
●泉本真沙魚わいわい騒ぐのが大好きな、学年男女無差別のムードメーカー。
主人公の部屋に居座る3人娘のひとり。
当たらない予知能力を持っている。
●宇佐美詩歩挙動不審、言動意味不明の年中お祭り娘。
食欲バンザイ。
主人公の部屋でくつろぐ3人娘のひとり。
超常現象オタクだが霊感ゼロ。
●仙波由真男言葉でスポーツ万能。
いい加減な主人公よりも、ずっと頼りになる女のコ。
主人公の部屋で居直る3人娘のひとり。
サイコキネシスを操れる?●高原美津夜学生会書記、図書委員をこなす優等生。
まじめで成績優秀で主人公とは正反対。
つい、意地悪したくなるような女のコ。
●止鞠泉深主人公と同じく、学園への転入生。
優しげな外見だが、気が強くてどこか冷めている。
彼女の眼差しは、どこへ向けられているのか?●深沢操いつの頃からか、主人公の夢に住みついていた女性。
だが、目覚めた時には主人公は何一つ覚えていない。
それともこれは、彼女の夢なのか?●三島有希クラスの副担任。
見た目は幼いが、DA研究では偉い先生だったりする。
わりと威張りんぼで、すぐに学生をこき使う。
●向日久人主人公とは腐れ縁の悪友。
主人公より先に瀬戸際学園へ入学していた。
嫌味なくらい冷静沈着な奴。
●雪村真純自治会の会長。
容姿端麗・成績優秀と、人生勝ったも同然。
ただ、女のコに対しては節操に欠ける。