恋人は二度寝取られる

アトリエさくら
■ストーリー主人公、志内則和は、生まれ育った町を出て行くことを決めた。
もう肉親もおらず、良い思い出もないこの町を離れ、新しい生活を都会に求めたかった。
しかし、唯一の心残りは、幼なじみである香月恵美佳の存在。
彼女とは小さい頃から一緒に育ってきて、両親を亡くしているのも同じだった。
彼女への感情が愛情か友情か同情かはわからないが、残して町を出て行くのに抵抗があった。
思い切って一緒に行かないかと声をかける。
しかし、恵美佳はその誘いを断る。
その後、ふとしたことから彼女と同居していた義父が、身体を重ねているところを目にしてしまう。
ショックを受けた主人公は恵美佳に直接尋ねたところ、自分の意思で抱かれていると答え、私のことは忘れて早く町を出るよう則和に促す。
だが、恵美佳の見せた表情からそれが本心ではないと判断した則和は、もう一度会い、本心を聞き出す。
見ての通り自分は義父に無理矢理抱かれている。
こんな自分はもう則和についてゆけないと。
則和は弱っている恵美佳を抱きしめ、そんなことはかまわないから一緒に抜け出そうと強く訴えかけると、恵美佳もそれに応えてくれた。
そして、愛を確認して結ばれる。
その後町を出て、辛い思い出は捨てて新しい土地で一緒に暮らそうと、これからの幸せを誓う則和と恵美佳。
しかし――都会で暮らすうちに生じたわずかなすれ違いは、想い合うはずの2人を思わぬ方向へ導いてゆく――。
■登場キャラクター●香月恵美佳(CV:雲雀ゆい)主人公、則和と同い年の幼なじみで、生まれたこの町で一緒に育ってきた。
数年前に両親を亡くし、義父に育てられる。
その頃から、本来の性格であるかわいらしい元気さが潜むようになってゆく。
実は義父から性的な行為を受け続けていたが、則和にはそれを隠していた。
則和からこの町を出ようと誘われた時も1度は断るが、強い説得により、彼と共に町を出ることを決意する。
則和の足手まといになることを恐れている。
●福稲倖生主人公とヒロインが都会に出てきてからの勤務先の社長。
住むところを世話してくれてたり、一緒についてきた恵美佳の仕事を紹介してくれる。
性に対してはおおらかで、社員たちとAV鑑賞会を開いたりしている。
いろんな業種でいくつかの店を経営しているらしい。
●志内則和主人公。
両親は既に亡くしており、生まれ育った町を捨て新しい土地で生きて行こうと決心するものの、唯一幼なじみである恵美佳の存在が気になっていた。
恵美佳へ町を一緒に出るという誘いをしたものの断られ、直後に義父に抱かれている現状を知りショックを受けるが、彼女の真意を探り出し、そして連れ出す。
その後、都会ではもう2度と彼女にあんな思いをさせず2人幸せに生きてゆこうと誓うが――。