魔術少女・マロウ

猫屋
上にまたがれば絡み付く気配がある。
まだ這入れた覚えはなかったが、伝わってくる感覚は女の中そのものだ。
「だめ!おねがいだから、こんな恥ずかしいことしないでぇ!」全くもってどこの誰だか解らないままの『妹』マロウにふりまわされ続ける『私』は、いつものごとく可愛い姿の『妹』のせいで騒動に巻き込まれてしまった。
ねえさまは今日も色々な意味で大変なのです。
*文章のみの作品です。