琢蔵の純情

飛田流
『闇の荷物』続編。
今回の主人公は、同作登場の中年男、神戸琢蔵(かんべたくぞう)。
橘洋平が勤めるタクチャン引越センターで、洋平の指導に不満を抱き、新入バイトが引越現場から逃走するという事件が発生する。
落ち込む洋平に、「馬鹿、辛気臭ぇ顔すんじゃねぇっ!!」と叱咤する社長の琢蔵。
しかし、生粋の漢(おとこ)好きの琢蔵の場合、その言葉だけで終わるはずもなく……。
400字詰原稿用紙換算約122枚。