ブラック・コート(現代版仕事人)

捕食人の個室
現代版仕事人の小説です。
現代設定にするため、闇の裁判という形をとっています。
仕事人のイメージである恨みを晴らすコンセプトと、仕事道具を使うことを両立していながら斬新なストーリーです。
ハードボイルドと派手なアクションがウリですが、さらに依頼人(作中では原告といいます)をはめる陰謀等ミステリーの側面も重視しています。
ストーリーは、テレビレポーター・柊が5年前、アメリカのラスベガスの潜入取材で、同僚を「殺人マジシャン」に殺された。
彼は、その失意に、闇の裁判「ケルベロス」を受け入れてしまう。
そして、彼のいる極東テレビにテロリストが占拠する事件が起こる。
首都の中心でのテロだ。
あけみを守るため、柊はテロリストと対決する。