天生万物以養人人無一物以報天殺殺殺殺殺殺殺

爆田鶏書肆
さて実録シリーズも今度は中国、中国となると中国史上最大の殺人鬼、張献忠を取り上げない訳にはいきません。
明末混乱期に出現した風雲児のなりそこないと言うべきこの人物は、中国の四川省をほぼ全滅させ、省都である成都など四十万の人口中生き残ったのはニ十戸というほどの途方もない大殺戮を行い、その大虐殺後に成都に立てたという碑を『七殺碑』といいまして、その文面がこの小説の題名です。
もっとも小説の内容は四川の虐殺ではなく、それよりうんと前の明王朝の滅亡時にその王女を嬲り殺してしまうという、そして何しろ中国だから食べちまおうという内容ですが。