【実験】友達以上恋人未満の奥手な幼馴染にアプローチを掛けてみたお話
妄想研究所 親友であり、幼馴染であり。初恋相手であり、現在進行形で好いている女の子。
昔と変わらない関係・日常。
あぁもうなんというか、彼女の傍に居られるのなら今のままでもいいんじゃないかなとも思う。
そうして、半ば諦め気味に彼女と食事を共にしているとき、頬に付いているアイスクリームが目にとまった。
これは……、と考える。
少し、彼女を‘ドキッ'とさせるようなことをしてみたらどうだろうか。
例えば、頬に付いてしまった食べ物を取ってやって、更にそれを俺が食べる!とか。
おぉ、なんとも恥ずかしい。
しかし、できなくはない。
なにせ、もう自分は……思春期の峠を越えた、立派な青年なのだから。
CV:花咲いすずイラスト:真崎ケイ