とある大衆食堂のラーメンが美味しいと話題になりラーメン専門店になった話
たたば 鶴屋食堂(つるやしょくどう)は地元の住民を中心に愛され続けている大衆食堂だ。ここのメニューの一つである醤油ラーメンは店主のおすすめでもあり以前から評判が良かったが、口コミなどで美味しいと話題になってから特に人気になった。
醤油ラーメンだけを食べる目的でここに来る客も出てきた。
そんなある日、ある客の一言がきっかけで、ラーメン専門店にリニューアルすることを考える店主。
しかし、やはりそれは大きな賭けでもあった。
悩みぬいた店主は……。
鶴屋食堂がラーメン専門店に転身し、行列の出来る超人気店になるまでの話です。
大衆食堂の頃からこだわっていた店主も一押しの醤油ラーメン。
ラーメン専門店へのリニューアルを決めてから、店主はより美味しい一杯にするために研究し続けた。
'美味い'をとことん追求したスープと麺に、高級品を使用したトッピング。
店主の魂のこもった究極の一杯は多くの人々を虜にした……。
短編小説です。
4300字程度です。