雌牛

朝木blog出張所
このお話は、ス●ルム達がまだ今ほど名が知れ渡ってなかった頃の、そう…下積み時代のお話。
剣の研ぎ代も十分に捻出できなかった頃、もちろん賞金だけでは暮らせなかったス●ルムは、相棒のドラ●クが持ってきた割の良い小銭稼ぎをすることにした。
その仕事とは「絵画のモデル」小さい身体ながらも豊満で肉感的なドラフは一部の芸術家達にモチーフとして絶大な人気があった。
この時代は芸術という趣味は金持ちの道楽であり、豪邸にモデルとして招待されたス●ルムには当時着ていた安い鎧とは比べものにならないほど良質な鎧が用意され、それに着替えるよう指示された。
剣士らしい勇ましいポーズを要求されるス●ルムだったが….。