人形にされた桃子ちゃん
新炎館 学校の裏にはお化けや妖怪が犇めく旧校舎がある。そんな妖怪たちと戦い続けて来た在校生の少女・桃子。
いらなくなった着せ替え人形を後輩にプレゼントしようと、学校に持ってくるが安物なため誰も欲しがらない。
名残惜しいと思いつつも、処分するため旧校舎のゴミ置場にやってくる。
「出来ればずっと一緒にいたかったけど・・・」ふと桃子が呟くと、旧校舎の妖怪の力で桃子は人形と同じサイズにされてしまい、体も動けなくなってしまう。
身動き1つとれないなか、床に転がった桃子を親友の少女が発見する。
これで一安心・・・かと思いきや、なぜか桃子の正体に気づかない。
それもそのはず。
桃子の体はただ小さくなっただけでなく、捨てようとした人形と同じようにビジュアルもフォルメされてしまっていたからだ。
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