暴力港

北松屋
暴力港(ぼうりょくこう)30ページ制作北松屋自然災害で同時に父親と兄を亡くした俺は数年ぶりに田舎に戻ることした。
俺は数年前ある理由からこの小さな港町を出た。
1つ目の理由は父や兄のように漁師になりたくなかったこと2つ目は幼馴染で密かに想いを寄せていたサキ姉と兄貴が結婚してしまったこと未亡人になってしまい憔悴しきったサキ姉とやがて深い仲になっていく俺。
しかし、当時の黒い思い出が俺の脳裏に浮かんできた。
父が母に手を上げていたこと・・・、兄がサキ姉に同じ様にしていたことそんな思い出が今も心の奥に刺さっている感覚。
もう少し生活が落ち着いたら、彼女の求婚しよう。
そう思っていた矢先に・・・・。