黒髪少女を電車の中でやらずにはいられない

サークル彼岸花
甘い匂いがした。
ふと顔を上げると、そこには髪の長い女の子がいる。
白い長袖のカッターシャツに、チェック柄のスカートを着用している。
見たことがあるような服だが、そういえば近隣の女子校が、こんな制服だったと思う。
すると彼女は女子校生か。
それにしても、なんていい匂いなんだろう。
このまま髪の毛をなめまわしたくなるほどの香り。
〇代後半の少女とは、こんなにいい匂いをしていただろうか……電車は既に走り出している……ガタン、と電車がやや揺れた。
(当作品は小説です)