励ますだけ。佐倉いの(2)~ニート救済編~

どきどき・共産女学園
全世界のニートに贈る。
ニート救済のための、励ましボイス!!!ニート君。
私はいつも君のことを羨ましいと思っているよ。
ニートは、社会的には揶揄されがちな・・・言葉だ。
甘えてるとか、自立してないとか、いろいろ、大人たちは言う。
でも、それはちょっと間違っていると思う。
だって、世界は、まっとうに生きようとすればするほど、というか、それに比例して重圧がかかるものだから。
あまりにも、明るく生きるにはあんまりにも、世界は残酷で厳しい。
平等だというけれど、傷つきやすい人たちにとって、競争とか、いじめとか、いろんな暴力だってまかりとおっているこの世の中で、デリケートな子たちには、逃げ場はない。
逃げ場は、この部屋しかない。
わかってる。
引きこもることは、悪くない。
「ひきこもれ」っていう本だってある。
ただ、引きこもりながら、何を考えるか、どう外の世界と関わるかを考えるか、そういうことは、大事だと思う。
引きこもる人は、感性が繊細だから、このうるさい社会に露出するには、あまりにも傷つくことが多すぎるんだ。
.....(続きは本編にて)