まいてつコンプリートセット
Whisp 累計販売本数60万本を超える、まいてつシリーズがFANZA限定特典付きで登場!!もとから大ボリュームの『まいてつ』と『まいてつLastRun!!』の本編に加えて、人気の高い「抱き枕カバー」「タペストリー」を全てまとめて原寸大の印刷解像度のCG集が付属。■FANZA限定特典ゲーム中ではフルe-moteによりアニメーションを行っているため見られなくなっていた原寸大解像度(2560×1440)での静止画イラストを差分含めて3,908枚収録しました。
■ストーリー9M、全15ルートに渡る長大なストーリーをフルe-moteによるアニメーション演出で彩ります。
CGは全400枚、Hシーン数は69もあります。
◎共通鉄道車輌を制御する人型モジュール・レイルロオド。
旧帝鉄8620形蒸気機関車トップナンバー機、8620専用レイルロオド・ハチロクは、大廃線に伴って廃用され、長い眠りについていた。
ほんの偶然から彼女を目覚めさせた、鉄道事故被害者である青年・右田双鉄は、ハチロク、双鉄の義妹で絵描きの日々姫、御一夜市長兼御一夜鉄道社長ポーレットらと力をあわせ、それぞれの目的を達成するため、行方不明になっている蒸気機関車8620の捜索を開始する。
◎ハチロク市長と社長とを兼務するポーレットの負担を減らすため、その政策面のフォローを開始した双鉄。
ポーレットの主張する、‘鉄道を活用しての観光復権’を具体化すべく、術仙廃炭鉱の活用法を模索。
体験型観光採炭と、採炭した石炭の、蒸気機関車燃料としての活用とを両軸とし、術仙廃炭鉱をリニューアルしいた観光テーマパーク、『御一夜マイントレジャー』の設立を提言する。
同案の実現化に向け市長専念のポーレットに代わり、双鉄はキハ07sと、その専用レイルロオドであるれいなとの乗務訓練にのぞみ、そこで、キハ07sの足回り不安が、観光振興への致命傷となりかねないことに気付く。
キハ07改修はれいなを、今ある幸せを変えてしまうかもしれない――その恐れをポーレットは、双鉄とともに乗り越え、再び走り出していく。
◎日々姫御一夜市民の本当の声を聞くため、日々姫と行動をともにし、その生活に触れようと試みる双鉄。
そうした日々の中、日々姫自身とその作品とが、看板描きやイラストマップ作成などの仕事を通じて、御一夜に広く親しまれていることを知る。
が、その間にポーレットの負担は増大。
市長と社長との兼務に耐えられなくなり、市長辞任にまで追い込まれてしまう。
辞任に伴う市長戦での敗北は、御一夜へのエアクラ工場誘致の確定を、そして長期的な御一夜の衰退を意味する。
最善の候補=日々姫であると確信した双鉄は日々姫に市長選出馬を促し、兄の期待に応えたい日々姫は、戸惑いつつも出馬を決意。
予想以上の重圧に見失ってしまった、‘自分が描きたい御一夜の未来図’を、日々姫は双鉄とともに探し求め。
それが人々の笑顔の中にあるのだと気付き、絵筆を手に取る。
◎ポーレット8620を復活させたものの、客車のあてが無い状況を解決すべく、双鉄はハチロクと8620との周辺の日常を写真にとり、それを‘運転台通信’として、公開することを試みる。
運転台通信は評価され、蒼森は西津輕鉄道においてストーブ客車として運用されていた客車の譲渡を受けることとなる。
双鉄の案でバーベキュー仕様として改装された客車を引き連れての『BBQ列車もくもくハチロク号』は、観光客からの大好評を得、出動・乗務の回数は大幅に増加していく。
が、8620に隠れていた古傷が、改装によって重量増した客車と満員の乗客と、休む間も無い出動により表面化。
8620は、台枠破損という致命傷を負ってしまう。
絶望するハチロクに、選択を迫る双鉄。
ハチロクは双鉄の手を取り、深い傷からの再起を目指し、共に立ち上がっていく。
◎れいなだいすきなポーレットをお手伝いするため――ポーレットと双鉄と三人で過ごす時間はれいなの中に、今まで感じたことのない気持ちを芽生えさせる。
幼くまっすぐな願いを感じたポーレットは、自らの想いを諦めて、れいなの背中をそっと押す。
大切なひとのあたたかな手に支えられ、れいなは恋を、大事に大事に育んでいく。
◎真闇その才を誰より早く見出した故、杜氏への道を閉ざして。
結果、深く傷つけてしまった妹、日々姫。
日々姫を大事に思うがゆえに封じ込めていた真闇の、義弟・双鉄への恋。
御一夜再興のため重ねる時間は、上質のクマ焼酎へと蒸留されてふたりを強く結びつけ。
日々姫との間に未だに残ったわだかまりをもまた、解きほぐしていく。
◎稀咲酒造にとっての一滴の水。
銀行にとっての一円の金。
総量と比しどれ程わずかであろうとも、決しておろそかにできないものが存在するとの認識を共有したことは、双鉄と稀咲、対立し合う立場の二人を近づける。
そこから産まれる新事業案が集める無数の思いの上に、やがてふたりは純白の、愛のレールを延伸していく。
◎凪ふかみ増水が招いた窮地を救った双鉄の勇姿に、ふかみと凪は魅せられ惹きつけられていく。
が、双鉄のことを知っていくうち、その内面には少年が――とても未熟で危ういものが存在するとふたりは気づく。
双鉄ととともに成長し、学びそこねたものを一緒につかんでいくため――ふたりは‘修学旅行’へと、双鉄の手を引き誘っていく。
◎ハチロクアフター肥颯みかん鉄道IX号機関車レイルロオド、オリヴィ。
自分より年上で、自分より小さく、自分より勇敢な――そして報われぬ想いに身を焦がすレイルロオドとの出会いは、ハチロクに確かな変化をもたらす。
老朽化という宿命へと抗うために、想いを未来へつなぐため――ハチロクは、オリヴィ、双鉄と手を取り合って、『レイルロオドという存在』そのものと向き合い。
やがて、明日へと続くレールを延伸していく。
◎日々姫アフター最愛の姉。
いつか認めてもらいたい相手。
だから一番怖いひと。
右田真闇。
絶対的な存在である姉の率いる酒造を巣立ち。
デザイナーとして、市長として、鉄道人としての飛躍的な成長をとげた日々姫は、近隣自治体からランドスケープデザインの依頼を請けるまでになる。
双鉄と、新しい仲間たちとともに生み出す、気動車改造の食堂列車、『とれいん食堂』。
ファーストランのきっぷを、日々姫は真闇へと送る。
◎ポーレットアフター双鉄との間に愛娘「ひかり」を授かったポーレット。
町全体からのあふれるほどの愛情と教育につつまれて――立派な子鉄に、そして完全な箱入り娘に育ったひかりは、両親につれられ、れいなとともに、はじめての寝台列車での旅へと向かう。
ストーブ列車に乗り換えて到着した鳴呼温泉で、けれどもひかりは人見知りを発揮、泣き出してしまう。
まだまだ未熟な両親は、旅先の出会いに助けられつつ、ひかりとともに成長していく。
◎凪ふかみアフター「修学旅行」の日々を重ねつづけて、それぞれの成長をふかめていくふかみ、凪、双鉄。
が、成長につれ。
それぞれの世界が広がっていくにつれ、三人一緒でいつづけることの困難さも、また増加していってしまう。
「それでも、ともに」と無理を重ね続けた双鉄は、ついに倒れる。
あらためて正面から向き合う、凪とふかみ。
かけがえの無い親友同士と、その双方の想い人と。
幸福で完全だった三角形は、解かれ――新しい絆を結ぶ。
◎ニイロク正和四十一年。
解体か、存続か――帝鉄が真っ二つに割れ、闘争の日々を繰り返す中。
粉蔵でも、解体阻止に向けた動きが必死に模索されていた。
若き天才、赤井清春とそのパートナーであるレイルロオド・ニイロクは、帝鉄復権へのあえかな望みを繋ぐため、電車特急クハ26の試験運転の日々を重ねて、小さな恋を育んでいく。
◎仲国仲国国鉄に招聘され、北琴空港へと降り立った双鉄、日々姫、ハチロク。
彼らを迎える仲国国鉄東富4型2000専用レイルロオド・西瓜は、仲国の鉄道の過去と今とを一同に紹介してくれる。
三段寝台での旅。
現役で走る蒸気機関車。
パンダ子パンダ。
経済発展。
広大な仲国が見せるさまざまな側面があたえる刺激は、双鉄に、日々姫に、ハチロクに、さらなる未来を――二つの国をつなぐレールを夢見させる。
◎グランド鉄道事故により、生きる力を失ってしまった青年・右田双鉄。
「与えられた役割を果たすこと」により、自らを持たぬ生を重ねていた双鉄はしかし、ハチロク、日々姫、ポーレット、れいな、真闇、稀咲、ふかみ、凪――少女たちと重ねる時間によって、ひとつひとつ、閉ざされていたこころを開放していく。
自らを取り戻した双鉄が気づく、『僕ののぞみ』。
辿り着けなかった終着駅への到達は、未来へ続くレールを彼らに見出させる。