サマーコース隣人夫妻の集中講座(カイハツ)1

青橋商店
友達以上、恋人未満の幼なじみ。
そんな関係を長く続けてきた私たちだけど、進学を機に、ついに結ばれた。
「愛弓、好きだ」「うん、私もだよ、健斗?」まるでこれまでの時間を取り戻すかのように、恋人となった私たちは愛し合った。
互いを貪り合った。
でも、今度は新たな悩みができた。
(もうちょっと、私のことも考えてエッチして欲しいなあ)若さに任せた勢いだけのセックスに、私は不満を抱いていた。
そんなある日、隣室から聞こえてきた男女の生々しい声。
「いつもうるさくして、ごめんなさいね。
お詫びに一度、私たち夫婦のセックス、見学してみない?きっと、若いあなたたちの参考になると思うの?」隣に住む人妻・史緒里さんの誘いに乗った私の目の前で行われる、大人の営み。
そして、いつしか私もその中に巻き込まれていく。
(あっ、私、キスされてる……史緒里さんに、おっぱい、揉まれてる……?)歳上の同性との甘く、妖しいレズプレイ。
(嘘……健斗にされるのと全然違う……!)史緒里さんの夫であるおじさんの、巧みなテクニック。
「イヤ、イク、イキます……ダメダメ、イヤぁ!?出ちゃうぅ!?」甘いクンニに私は初めて潮を噴き、彼氏以外の前でアクメを極める。
「ああぁっ!?凄い……こんなの、初めてぇっ!?」恋人のよりもずっと太く、硬く、長く、逞しいモノに貫かれ、憧れの美女にまさぐられながら、私は背徳のオルガスムスを迎える。
(大丈夫、これは浮気じゃないから。
私が好きなのは健斗だけだから……っ)経験豊富な夫妻によるエロティックな夏期講習。
心は幼なじみの恋人を愛したまま、若い肢体は着実に躾けられていく……。
小説:青橋由高、イラスト:安藤智也。
文庫換算で約112ページ。
モノクロイラスト3枚。