愛人奴●

いちご館
僕には最愛の恋人がいる。
彼女は元々アルビノを忌み嫌う僕の故郷では忌み子として扱われていた可哀そうな子だった。
罪なき少女が罪人のように扱われているという事実がショックだった。
許せないその一心で僕は2年の時をかけて強くなり、彼女を救い村から逃げた。
それから2か月間、各地を転々としつつ細々と生きてきた。
貧しいながらも、彼女と共に歩む日々は人生で最も輝かしいものだったと思う。
そんなとき、飢饉が訪れる。
どの村を訪ねようと余所者の僕たちに食料を分けてくれることは決してなかった。
死を覚悟した。
彼女だけでもなんとかしたかった。
最後の力を振り絞り、なんとか辺境の都会にまでたどり着いた。
するとなんということか、救いを求める僕たちに対し、その都会を統治する貴族様が直々に手を差し伸べてくれた。
その手を掴む、その瞬間、僕は兵士に押さえつけられ、彼女は目の前で貴族様に犯●れた。
それ以降も、なんどもなんども入れ替わりに騎士様に犯●れ続けた。
気づいた時には僕は牢屋にいた。
一瞬すべてが夢かと思った。
しかし鉄格子の向こう、変わらぬ現実がそこにあった。
屈辱、絶望、後悔、そして興奮。
僕は自分のことをクズじゃないと思っていた。
だが犯●れる彼女を見て、僕は思わず絶頂した。
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