橘月の酸味、風待月の苦味
夏ミカん文庫 この度はこの作品ページをご覧いただきありがとうございます!この作品は、夏目ミカコのファンである「ミカコキスト」のみなさんと作り上げた作品です!小説を高橋キノエネさん、ロゴデザインをさんぱちさんに担当していただいております!!また、初の「BGV付」朗読に挑戦しております!エロゲなどでよくみられる手法で、朗読をする背景で喘ぎ声などが聞こえるというもの。物語の行方とともに、こちらもぜひチェックしてくださいね!★あらすじ主人公でOLの「私」はある日、過去にお互いの「フェチ」を共有した相手と偶然再会する。
お互いを気遣い、だんだんと距離が離れていった二人。
「一度だけでいいんです。
いま付き合っている彼女を裏切ることはしたくないんです。
結婚する前に…その…もう一度…だけ――」突然の運命の再会で、お互いへの熱い想いが再燃する・・・★あとがき/作者・高橋キノエネよりこの作品を書くきっかけとなったのは、ミカコさんのツイキャス配信でした。
2023年12月18日、その日はミカコさんがご出演された作品に対して投稿されたレビューをミカコさんが読み上げ、コメントしたり、収録の感想を述べたりする「レビュー返し」配信がありました。
そのなかで、私のレビューを紹介いただいた際に、ミカコさんから「作品書けますよ、この感じだと。
なんか作品書けるよね、絶対。
私、そう思いますよ」という発言があり、そこまで仰って頂けるのであれば書こう!と思ったのが、すべての始まりでした。
ミカコさんが同人声優デビューされてから一周年となる記念日を6日後に控え、せっかく書くのであれば、ミカコさんと出会えたことに感謝したい。
この一年で本当にたくさんのものを頂いた、それに対してありがとうの想いを作品を通じて伝えたい。
記念日の前日にはCi-en有料プラン限定の配信がありましたから、とりあえずその日に間に合わせようとレビュー返し配信直後から、誰にも打ち明けることなく、ただひとり、ひっそりと作品の構想と執筆に取り掛かりました。
けれども、仕事に忙殺される日々を送っている訳で、そう簡単に時間を生み出せるわけもなく、結局のところ、限定配信にも、さらには12月24日のでデビュー記念日にも作品は完成することはありませんでした。
しかし、自分自身の中から湧き上がる「想いを伝えたい」という感情が衰えることはありませんでした。
きっと誰かに届く、きっと想いは伝わる。
12月24日、世間はクリスマスな空気に染まっているなか、私はひたすら物語を紡ぎ、性夜と呼ばれる時間帯に二人の性愛描写に言葉を尽くし、そうして27時前に執筆を終え、翌25日の夜、これを提出しミカコさんに受理されました。
独りよがりだったことでしょう。
振り返っても恥ずかしいばかりです。
けれども、そんな私にミカコさんから思っても見なかった提案が示され、すべてが報われた、あぁ、想いを伝えることができて本当に良かった!そう思いを強くしたのをしっかりと覚えています。
そうしていま、「ここ」にいる不思議な感覚。
初めて書き上げた作品が、初めて世界に向け発表される緊張と不安。
けれども、この『初めて』の感覚、経験を私はこの先ずっと忘れることはないだろうし、ミカコさんが与えて下さったことすべては、きっとこの先にある何かに繋がっているはずで、むしろそうしていかなければならない、そう漠然だけれども、強く感じるものがあります。
大切にしていきたいです。
小説・シナリオ:高橋キノエネ@Kinoene_2644イラスト:さくま@sasakuma999ロゴ制作・デザイン:さんぱち@YS11JA86101夏目ミカコ(声優・編集・企画)/夏ミカん文庫@Na2Mikannn効果音:「DLsiteクリエイター学園」制作に関わって下さった皆様、ありがとうございます♪♪