淫魔と堕ちた聖女

かぜうま
身一つでの聖地巡礼の旅の隙を狙われ、淫魔に捕らわれた聖女の少女。
この世のものとは思えぬ快感を、容赦なく延々叩きつけられ続け、泣き叫び懇願し何度も意識が飛ぶほどの絶頂を繰り返し、責め苦の果てについにはその意識も完全に手放してしまってからどれだけの時間が経過しただろう。
目を覚ますとすでに淫魔の姿はなく、恐怖に駆られた聖女は必至に弱った身体を引きずり逃げ延びようとするが、それも淫魔の手の平の上で踊らされていたに過ぎなかった。
逃げ場がないと悟った聖女はその場へ崩れ落ち、震えながらさらなる陵●を待つことしかできない。
もはや啜り泣くことしかできない聖女に待ち受けていたのは、悪夢のような責め苦の再開ではなく、脳まで蕩けてしまいそうな甘い快楽の世界だった。
未知の快感に翻弄され、聖女は嬌声を上げながら身も心も堕ちるまで弄ばれる。
前作で心を折られてしまい、抵抗する気力を失った聖女が快楽に絡め取られ堕落させられてしまうお話です。
本文84ページ表紙裏表紙合わせて86ページになります。