リリーのアクアパッツァ〜トッピング・ポテト〜

ココアポロン
堕天使が情報の海の中で発見した闇の儀式を受けた眷属。
内から湧き上がる『欲』に導かれ、アクアパッツァ作りを開始する。
これまでにみかん、ハンバーグ、わかめ、レモンを調理(トッピング)することに成功した眷属。
だが、わかめの時に新たな夢の扉を開かされた眷属は、レモンの時に夢の扉を開くことに夢中になりすぎてしまい、かなり暴走してしまう。
さすがにプリンの料理は控えめにしようと自身に言い聞かせ、レモンと共にプリンの自宅へ訪問、プリンを丁寧に料理していく。
だが、理性で控えめに出来るのなら、そもそもこんなことにはなっていない。
眷属もレモンも最終的には興奮に興奮を重ね、なかなか暴走した調理風景となってしまう。
となると当然、異変を感じた家族が様子を見に来てしまうのは必然。
眷属とレモンは、完成したプリンのアクアパッツァを、調理の事後を、プリンの妹であるポテトに見られてしまった。
『予想外』の出来事が起こるのはむしろ嬉しいと感じる眷属ではあるが、今回の『予想外』はさすがに受け入れ難い。
かと言って素面のポテトにアクアパッツァ作りを見られた以上、スルーするわけにもいかない。
仕方なくアクアパッツァ作りの第2ラウンドが強●的に開始される。
しかし、それも眷属にとって悪いことばかりではない。
しばらくの間プリンのアクアパッツァ作りを隠れて見ていたポテトは、すでに堕天使の闇の儀式の伝播を受けており、身体が出来上がりつつあった―〜内容〜・本編文字有り80ページ・本編文字無し80ページ・おまけ2ページ合計162ページ